「災害のない明るいまちづくり」めざして

海⽥地区(消防本部)では、平成15年5⽉20⽇(⽕)第7回海⽥地区婦⼈防⽕⼤会を開催しました。
この⼤会は、家庭における⽕気を取り扱う機会の多い婦⼈が、⽕災予防の知識を習得し、万⼀の場合に、お互いが協⼒して活動できる体制を整え、「災害のない明るいまちづくり」を推進するため、海⽥地区婦⼈防⽕クラブ員450名が⼀堂に会し、防⽕の決意を新たに誓い合うとともに、広く⼀般に防⽕防災思想の普及啓蒙を図ることを目的として実施しました。
⼤会は、県議会議員を始めとする30数名の来賓の参観をいただき、防⽕講習会と防⽕競技⼤会を含む内容で、盛⼤に実施されました。
防⽕講習会では、炊き出し訓練・救急蘇⽣技術講習会・初期消⽕訓練を⾏いました。
炊き出し訓練は、600⼈分のおむすびとうどんを炊き出し、救急蘇⽣・初期消⽕訓練は、40分間にわたり実戦さながらの訓練を実施しました。
防⽕競技⼤会は、救急蘇⽣・バケツリレー・初期消⽕の要素を取り⼊れた運動会形式で実施しクラブ員同⼠の親睦にも⼀役買いました。
婦⼈防⽕クラブ連合会は、地元の婦⼈会を中⼼としており、住⺠=婦⼈防⽕クラブ員であるため、特別な周知⽅法をとる必要もなく、⼤会には、平⽇にもかかわらず450名のクラブ員が参加する盛⼤な⼤会となりました。
当⽇は、地元テレビ局の取材を受け、地域密着番組の中でニュース報道されたことにより婦⼈防⽕クラブが⼀躍脚光を浴びるとともに、地域住⺠の理解と協⼒を得る⼀助となりました。

当防⽕委員会は、18の幼年消防クラブ、2の少年消防クラブ、8の婦⼈防⽕クラブを擁し毎年活発に活動をしています。
幼年消防クラブは、2500余名のクラブ員と330名の指導者の下、消防写⽣⼤会、ちびっ⼦消防⼠の体験⼊隊、避難訓練等多彩で広範囲な活動を⾏っています。
少年消防クラブは、2団体70名で、クラブ講座、スポーツ⼤会、夏季研修会、防⽕教室、慰労訪問、出初式への参加等年間を通じて活発な活動を⾏っており、全国少年消防クラブ運営指導協議会から表彰旗を受賞しています。 婦⼈防⽕クラブは、1200余名を擁する⼤規模な団体で、防⽕教室、⾃主防災訓練への参画、普通救命講習等積極的に地域のリーダーとして活躍しています。
第7回⼤会の開催を通して、参加者全員が、防⽕の知識・技術の向上及び再確認することができ、連帯感がより強固なものとなり、クラブ員の⼠気も⼀段と⾼まりました。
新たに2クラブが合流「熊取町幼年消防クラブ」結成式「わたしたちは全員、⽕あそびはしません︕」

5⽉29⽇(⽊)「アトム共同保育園」に新しく167名の幼年消防クラブが結成され、また、30⽇(⾦)には、「どんぐり保育園」にも65名の幼年消防クラブが結成されました。
それぞれの結成式には、熊取町のマスコットであるくまの「ジャンプ君」も参加して消防職員による腹話術⼈形を使った「防⽕の話し」や防⽕映画の上映をし、最後に幼年消防クラブ員全員で「ぼくたちは、わたしたちは、⽕あそびはしません︕」と元気⼀杯に防⽕の誓いを宣⾔し、終始和やかな雰囲気の中で楽しい⼀時を過ごしました。
後は幼年消防クラブ員として、正しい⽕の取り扱いと消防署の仕事をよく勉強して、⽕あそびによる⽕災の減少に努めます。

今回の2クラブの誕⽣により、熊取町には合計11クラブ、1,586名のクラブ員が誕⽣しました。
少年消防クラブ夏休み前に防⽕の集い

森町消防本部では、毎年、町内の各⼩学校の5・6年の児童を対象に少年に対して明朗活発な気風を育成し、併せて⽕災予防の徹底を及び⼀般的警思想の向上を図り、少年教育に寄与することを目的に、本年も夏休み前に実施を予定しており、少年消防クラブ員50名を含めた⼦供達は、楽しみに早くこの⽇がこないかと、待ちこがれています。
これは、昨年7⽉27⽇に⾏われたものです。
実体験訓練として、消防⾞への体験乗⾞、実際に⼦供⽤の防⽕⾐を着装させ、消防⾞から放⽔訓練や空気呼吸器を活⽤し、煙が充満た煙体験ハウス内を歩かせるなど、消防業務を体験いたしました。

また、遊びの体験では当⽇テレビでも⼈気のストッラクアウトを⾏い、参加した⼦供達は、プロ野球選⼿のつもりで、必⾄に「的」に目掛けてボールを投げ、賞品の防⽕⽤品をゲットしていました。
最後に、消防本部の⾞庫前で、参加した⼦供達全員の素晴らしい笑顔が記念写真に収まり終了しました。