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2003年12月

2.自治体消防55周年記念大会

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⾃治体消防55周年記念⼤会

⾃治体消防55周年記念⼤会が、財団法⼈⽇本消防協会・全国消防⻑会主催において、11⽉20⽇(⽊)午前10時より東京ドームで開催されました。

天皇皇后両陛下をお迎えし、⼩泉純⼀郎内閣総理⼤⾂、倉⽥寛之参議院議⻑、町⽥顕最⾼裁判所⻑官、⿇⽣太郎総務⼤⾂、⽯井隆⼀消防庁⻑官が特別来賓として出席され、また、全国から消防職・団員など3万5千⼈が参加して⾏われました。婦⼈防⽕クラブからも2,663名のクラブ員の⽅々が⼤会に参加されました。

記念⼤会は第1部と第2部に分かれ、午前10時に⽜込少年消防団員2名による舞台左右に設けられた「やぐら」の半鐘を合図に始まりました。

⼤会のテーマ曲「きみを守るフォーエバー」の演奏に合わせ、コーラス隊の合唱が⾏われ、分列⾏進は北海道から順に参加者代表が⼊場されました。

⼤会旗掲揚のあと、殉職した消防職・団員に対して参加者全員が黙とうを捧げました。

特別来賓の天皇皇后両陛下・内閣総理⼤⾂のご臨席のあと、国家⻫唱、德⽥正明⽇本消防協会会⻑の式辞が読み上げられました。

天皇陛下は「殉職された消防職・団員に対して哀悼に意を表します。消防活動には困難を伴うことも多くありますが安全に⼗分配慮し、技術の開発に努め、困難を乗り越えますことを願ってやみません」とお⾔葉を述べられ、続いて、内閣総理⼤⾂の祝辞が述べられました。

続いて、特別演技に⼊り、茨城県龍ケ崎市と⽜久市の幼年消防クラブ員による⿎笛隊代表によるドリル演奏が⾏われました。舞台前で繰り広げられる幼年消防クラブ員のかわいらしいドリル演奏に両陛下も盛んに拍⼿をおくっておられました。

また、埼⽟県坂⼾市幼年消防クラブ、鶴ヶ島市幼年消防クラブによる⼤壁画の制作が⾏われました。坂⼾婦⼈防⽕クラブ員4⼈によってスローガンが掲げられ、できあがった壁画に多くの歓声がよせられました。

特別演技の最後に⽜込・⼩⽯川消防少年団員による「誓いのことば」が読み上げられました。「安全で安⼼して⽣活できる郷⼟そして⽇本を築いていくことをここに宣⾔する」との宣⾔で終了しました。

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