「消防ふれ愛防災スクール」を開催
永平寺町消防本部では、平成29年7月30日(日)に(一財)日本防火・防災協会との共催により町内の小学校・幼児(稚)園の児童・園児を対象とした消防への理解と防火・防災に関する知識・技術を身につけ、災害が発生した際に適切な行動を取ることができるように、「消防ふれ愛防災スクール」を開催しました。 昨年に続き親子での参加となり、参加者104名が救助隊員によるロープブリッジ救出訓練の見学や普段は見ることのできない消防車や救急車の中を見学、防火服の着装や煙だらけの部屋からの脱出、ロープ渡りや空気ボンベを担いだりと消防の仕事を楽しく学習しました。
今年も人気のあったロープ渡り訓練では10m展張したロープにぶらさがり、声援を受けながら懸命にゴールを目指しました。「疲れたけれど思ったより簡単。(消防署員は)もっと高い所で仕事をするからすごいです。」と、実際に救助に触れた子ども達は楽しさと大変さの両方を学ぶことができました。
AR(拡張現実)を活用した「少年消防クラブハンドブック」を作成
札幌市消防局では、少年消防クラブが防火・防災の学習に使用するポケットサイズの 「少年消防クラブハンドブック」を作成しました。 このハンドブックは、札幌市では初めての試みとなるAR(拡張現実)機能を活用できるもので、写真だけでは伝えることのできない情報(動画)を閲覧できるものとしました。
「AR:Augumented Reality(拡張現実)」とは・・・ 現実世界の物事に対してコンピュータによる情報を付加すること、または、そのようにしてコンピュータによる情報が付加された世界のことであり、具体例としては、スマートフォンなどを写真にかざすと、動画の閲覧が可能になります。
1 掲載内容- (1) 規律訓練の方法
- (2) ロープの結び方
- (3) 救命処置方法
- (4) 火災が発生した時の行動
- (5) 傷病者の搬送方法
- (6) 自然災害から身を守る方法 など
- 特定の無料アプリ(Aurasma:オーラズマ)をスマートフォンやタブレットにインストールし、そのスマートフォン等を写真にかざすことにより、動画を閲覧することができ、写真だけでは伝えることのできない情報をよりわかりやすく伝えることができます。