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防火ネットニュース

7.【婦防活動】甲府地区幼年女性消防大会を開催ほか〔伊勢崎、八女、大分、千葉〕

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山梨県 甲府地区広域行政事務組合消防本部

 平成28年11月9日(水)に、秋の火災予防運動の一環として「第13回甲府地区幼年女性消防大会」を甲府市総合市民会館「山の都アリーナ」において開催しました。


開会式の様子

会場の様子

 本大会は隔年で開催しており今回の参加団体は、甲府地区消防本部管内の幼年消防クラブ27園のクラブ員1,134名と女性防火クラブ員13名、その他保護者、来賓、消防関係者など、合計約1,200名が参加して火災予防をテーマに、くす玉割り・防火演技・住宅用火災警報器設置啓発・火の用心の歌の合唱・消防音楽隊の演奏などが行なわれました。
 幼年消防クラブ員による防火演技や、地元大学の山梨学院パフォーマンスチームによる防火教育指導などで会場に防火メッセージを送りました。


くす玉割り

幼年消防クラブ員による防火演技

 本大会を通じて、参加者全員が防火防災意識を高め、幼年消防クラブ員の防火思想の普及向上及び将来の地域における防火・防災の担い手の育成を図ることができたため、大いに有益な大会になりました。


防火の誓い

火の用心の歌

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群馬県 伊勢崎市女性防火クラブ

 伊勢崎市女性防火クラブは5支部15班で編成されています。平成28年11月24日(木)に年間行事計画である特別研修を、クラブ員全員を対象として伊勢崎市文化会館小ホールで開催。多数の参加をもって終了することが出来ました。
 この特別研修には、講師として群馬県総務部危機管理室 危機管理専門員 青木純一氏と伊勢崎市消防本部 予防課 指導係 課長補佐 荻原博和氏をお招きし、それぞれ講演をしていただきました。
 青木氏には、「ぐんまの防災」と題しまして、近年群馬県で発生した災害の状況などについて写真を交えながら講演をしていただき、災害の記憶を風化させず、突然襲いかかる自然災害に対する日頃の備えと知識を得ることができました。
 また、荻原氏には、「住宅用火災警報器の設置促進について」と題して講演をしていただきました。クラブ員達は住宅防火の重要性を再認識し、住宅用火災警報器の設置効果についても改めて学ぶことができた様子でした。


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福岡県 八女消防本部

−八女市上陽婦人防火クラブ視察研修会を実施−
 平成28年11月29日(火)、八女市上陽婦人防火クラブは、熊本市広域防災センターにおいて視察研修を行いました。
 昨年4月に発生した平成28年熊本地震を受け、地震体験や火災体験をはじめとする防災体験や、地震発生時、火災発生時の行動について学習しました。
 今後は、今回の研修で学んだことを地域の防火教室等で広めることと思います。


−八女市女性防火クラブ視察研修を実施−
 平成28年12月8日(月)、八女市女性防火クラブは、視察研修を行いました。 今回の研修では、昨年4月に発生した平成28年熊本地震を受け、地震に対する備えとして防火防災教室を行い、熊本城や阿蘇地方の被災地を視察しました。実際に被災地を訪れることで、地震の恐ろしさ、防災対策の重要性を再確認することができました。
 クラブ員は今回感じたことを地域住民に広め、防火防災意識の向上を図ることと思います。


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大分県 大分市婦人・女性防火クラブ連合会
会長 瀧川 智代美


独居老人宅へ防火啓発活動
 現在大分市内では、女性防火クラブが3クラブ1,320名で様々な活動を実施しています。クラブ同士の関係も非常に良く、相互連絡を頻繁に行う団体です。
 主な活動として、新年の出初式に始まり、独居老人宅への訪問による火災予防の呼びかけ、防災講演会の開催、消防操法大会への参加、女性防火クラブ員による消防学校体験入校、救急講習会への参加など多くの訓練等に参加をし、資質の向上に努めています。
 そんな中、以前から設立を目指していた「連合会」が発足しましたのでご紹介します。
 「大分市婦人・女性防火クラブ連合会」という名称で、平成28年11月9日秋の火災予防運動に合わせて市内の皆様にお披露目しました。この日は、大分市内を幼年消防クラブの子供達と女性防火クラブ員による防火パレード行い、火の用心の呼びかけと住宅用火災警報器の設置及び交換の時期についてチラシとティッシュを配布しました。


出初式の様子

親子ふれあい消防パーク

 昨年12月には、防炎協会から講師を招き、「防炎講座」を女性防火クラブ員向けに開催しました。「防炎」という言葉を初めて聞いた、というクラブ員もいて真剣に聞き入っていました。
 今後の活動として、購入しました防炎製品のエプロン、パジャマの他、日本防火・防災協会の非常持ち出し袋を地域での防災訓練等で展示を行い、地域の防火防災に向けて役立てたいと思います。

 最後に設立しました「大分市婦人・女性防火クラブ連合会」は、今まで以上に連携を図り、防火・防災活動を行い、団体の発展に向けて努力して参ります。


防炎講座

防炎品、非常持出袋を紹介

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千葉県婦人防火クラブ連絡協議会
会長 竹内 久子

 大寒を待たず北海道から九州の日本海側にかけて大雪と吹雪に見舞われていた平成29年1月11日、本県では比較的穏やかな日和に恵まれました。平成28年度の千葉県婦人防火研修会が県下各地から千葉県消防学校講堂に婦人(女性)防火クラブ員をはじめ消防防災関係者多数のご参集をいただき開催されました。

石橋毅会長挨拶
 はじめに、主催者の石橋毅(公財)千葉県消防協会会長(兼千葉県少年婦人防火委員会会長)及び私から開会の挨拶を行いました。その中で昭和61年にスタートした研修会は、回を重ね、本年は31回目の開催となりました。当クラブ員各位のご協力と消防防災関係者のご指導ご鞭撻に感謝申し上げました。
 続いて、来賓として八田稔千葉県消防学校長の紹介、また、秋本敏文(一財)日本防火・防災協会会長からの祝電披露がありました。秋本会長から「皆様の日頃の熱意溢れる活動に対し心から敬意を表します。今後とも、地域の防火防災活動がますます活発になることを期待するとともに皆様のご健康、ご多幸をお祈りいたします」と力強い励ましのお詞を頂戴し研修は始まりました。
 午前中は、私から講話に先立ち、気象庁から発表された平成28年4月14日の発生した熊本地震についてふれました。「当初の地震以降発生した震度1から震度7までの地震は4,220回を数え、このうち震度4から7までの発生回数は140回に達している。この地震による死亡者は50人。」犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに被災された方々に対してお見舞い申し上げました。


竹内久子会長講話
引き続き、「住宅防火対策について」と題してお話ししました。

  • 住宅用火災警報器(以下「住警器」)の全国における設置率は81.2(前年同期81.0)パーセントと横ばいであり、条例適合率も66.5(同 66.4)パーセントに止まっている。(以下総務省消防庁・平成28年6月1日現在)。
  • 一方、千葉県の平均設置率は77.6(同 74.2)パーセントと若干の増加はみられたものの依然として全国平均には達してない(ただし、千葉市は89パーセント・条例適合率81パーセントと前年と変わりはない)。因みに、福井県は、設置率93パーセントと全国1位、条例適合率では石川県が85.4パーセントで全国1位。
  • 住警器の奏効事例として消防庁に報告があった件数は8,603件(平成18年から同24年までの数値)と多い。
  • 住警器の鳴動により早期に発見され、また、防炎品を使用していたおかげで大事に至らず、初期消火ができ大きな火災を食い止めることができた等の具体的な事例を説明しました。

 このような状況に鑑み、婦人(女性)防火クラブ員、自主防災組織、消防防災関係者が一丸になって、住警器や防炎品の普及促進、住警器のメンテナンスになお一層のご尽力、ご協力をお願いしました。

続いて、「平成28年版消防白書」(総務省消防庁)の一部を紹介しました。

  • 火災総出火件数は、39,111件(前年 43,741件)と対前年比4,630件の減少(うち建物火災が1,444件減、車両火災が279件減)がみられる。
  • 火災による死者数も1,563人(前年1,678人)であり、そのうち住宅火災による死者数は914人(前年1,006人)と若干減少している。
  • 出火状況は、1日あたり107件(前年120件)の火災が発生しており(うち建物火災が56.8(前年54)パーセントと最多)建物火災の比率はこれまで最も多い。
  • 出火原因は「放火」が19年間連続して依然として1位の4,033件、「たばこ」が3,638件で2位、「コンロ」3,497件で3位、「放火の疑い」が2,469件、「焚き火」2,305件と続き、例年と順位に変わりはない。たばこによる火災の60.7パーセントは不適当な場所への放置による。コンロによる火災の51.3パーセントは消し忘れによる。
  • 死者数のうち65歳以上の高齢者が611人で対前年88人減少してはいるものの、今後一人暮らしの高齢者が急増することを考えると深刻な問題である。
     去る平成28年12月22日10時20分頃糸魚川駅北のラーメン店から出火した火災は、気温18.4度、湿度54.7パーセント、南南東の風(平均20メートル前後)、最大瞬間風速27.2メートルの暴風に煽られ瞬く間に焼損棟数147棟、焼失面積約4万平方メートルを嘗め尽くした。被災者は120世帯224人、負傷者16人(一般2人、消防団員14人)という大火災が発生したことは記憶に新しいところです。

    ひまわり佐々木喜代枝会長発表
     この火災を顧みて、消防防災関係者が一丸となって住警器と防炎品の普及促進に取り組むことが喫緊の課題であると改めて痛感しました。住警器はメンテナンスの時期にあることにも留意しつつ皆さんのなお一層のご尽力ご協力をお願いしました。

     次に、千葉市ひまわり女性消防クラブの佐々木喜代枝会長から活動内容の発表がありました。
     千葉市の概要、ひまわりのある千葉市稲毛区の概要、千葉市少年女性防火委員会組織図、ひまわりの活動目的、住警器の訪問指導について、及び「まいにち風呂敷」と題して魔法の布、風呂敷の包み方までユーモアを交えながら発表されました。


講師 菅原進一先生講演
 午後からの講演会は、東京大学名誉教授・東京理科大学大学院教授の菅原進一先生から「地域における防火・防災力の向上について」と題してご講演を頂きました。

  • 災害大国日本では高齢者の急増、変化する地球環境のなかで豪雨、豪雪、竜巻、地震等の自然災害が頻発している。婦人(女性)防火クラブをはじめ、消防関係者による火災対応の経験を防災に生かすことがのぞまれる。
  • 明暦の大火から糸魚川大火と大火は後を絶たない。大火を防ぐには初期消火が重要。火災が天井に達する前に消火すること。強風下での飛び火撃退対策が肝要。婦人(女性)防火クラブに期待している。
  • 木密地域の火災の例として、関東大震災当時の東京には木造家屋が多く、市街地大火の原点的風景があった。阪神・淡路大震災から延焼抑止力には限界があるなど多くの教訓が得られた。
  • 延焼を拡大させないためには、初期消火が大事だが、濡れシーツの活用も自らの身を守るためにも有効。昭和36年に示された消防力の基準をもとに平成12年に市町村が目標とすべき「消防力の整備方針」が定められ、防火・防災に対する消防力が整備された。
  • 災害対応組織として、消防職・団員に加え、婦人(女性)防火クラブ、少年消防クラブ、自主防災組織、自治会などの整備強化が図られた。
  • 防火防災の基本理念として三つの「間」(空間・時間・人間)は、まちづくりにおいて、これらの相互関係を改めることによってコミュニケーション・マネジメントの活性化に繋がる。また、防災関係機関が連携するとともに地域住民の「絆」により被害を最小限にとどめることができる。
  • 人口構成の少子高齢化、グローバル化(地球温暖化による災害の地球規模化)、サステナビリティー(持続可能性)、ICT(情報通信技術の進歩)、AI(人工知能の活用)、VR(仮想現実の利用)、環境負荷の低減(気象、地震、火山噴火などの自然災害発生についての予知技術による被害低減)などと社会は絶えず変化している。このような社会の変化に即応した防火防災対策の一層の向上が俟たれる。

 菅原先生のご講演は、アカデミックな事象について分かりやすくご講演を頂き、聴講の皆さんから万雷の拍手が送られました。

 研修終了後、参加者からは、「奏功事例を聴いて改めて住警器の普及促進の必要性を痛感した。」「千葉市ひまわり女性消防クラブの活動は参考になった。」「大変有意義な研修会に参加できたことに感謝。」などの声が聞かれました。 参加者には終始熱心に聴講頂き、平成28年度千葉県婦人防火研修会は和やかな雰囲気のなか盛会裡に修了することができました。
 おわりに、開催に当たりご協力いただきました(一財)日本防火・防災協会、千葉県消防学校、(公財)千葉県消防協会及びご参加の皆様に心から感謝申し上げます。

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