火災警報器PRハンドブック 〜火災を防ぐ「あたりまえ」を地域に!〜 TOPへ戻るはじめに
目次 第1章 第2章 第3章 第4章
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[第3章]よりよいPR活動にするために 〜心得・対処法・行動例〜
3-1 PR活動をするときの注意は? 〜PR活動の心得〜
◎高齢の方や障害を持つ方とのコミュニケーション(接し方)について
ひとり暮らしの高齢の方や障害を持つ方は、見たことのない人と接することを警戒しがちであり、こうしたPRがなかなかいきわたりません。
ですが現在最も住宅火災で命をなくされている多くは高齢の方です。そしてこうした命を助けるためにもこのPR活動が重要となっています。
訪問活動は町内会や地域の消防団、近所の方など、日頃から地域で活動している方や、
訪問する相手にとって身近な方と協力しながら、いっしょに訪問することで、より効果のある活動となります。
またコミュニケーション(接し方)では、つぎのようなことを知っておくと役立ちます。
高齢の方との接し方
相手を呼ぶときには「おじいさん」「おばあさん」ではなく、「○○さん」と名前で呼びましょう。
話をするときには、「どこ?」「何?」といったあいまいな言い方をせず、指をさして問いかけたり、どちらかを選ばせるようにはっきりとわかりやすく話しましょう。(極端にゆっくりと話す必要はありません。)
相手が同じことを繰り返し話したり、話を聞いていなかったりしている場合でも、あせらず、ゆっくりと理解してもらうつもりで接しましょう。
障害を持つ方との接し方
特に気負わず、相手の持つ障害に必要な手助けをするつもりで接しましょう。
高齢の方、障害を持つ方は、心身が不自由なことによって、さまざまな「苦労」を抱えています。相手の状態を見ながら、無理のかからないようにPRをすすめるよう心がけましょう。
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