●消火器BOX内に情報伝達用グッズを配備
阪神・淡路大震災をきっかけに、葛飾区堀切二丁目西町会(東京都)では、1995年9月防災部を再生し、防災マニュアル・防災マップづくり、市民消火隊の有効活動方策の検討、各種防災訓練、防災学習などを実施してきました。そして、1999年8月「消火器BOXの有効利用法」として震災時の情報伝達に役立てることを主眼とした「防災グッズ」を葛飾区役所の協力を得て配備しています。具体的には、防災地図、ホイッスル、懐中電灯、筆記用具、防災マニュアル(行動表)、震災時住民連絡票、ガムテープ、マグネットなど、情報伝達に最低限必要なものをワンセットにして、町会内35か所の消火器BOX内に設置したものです。この事業により、地域住民に対して継続的に防災意識の高揚を図るとともに、町会役員のコミュニケーションの輪が構築されています。
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