火災警報器PRハンドブック 〜火災を防ぐ「あたりまえ」を地域に!〜 TOPへ戻るはじめに
目次 第1章 第2章 第3章 第4章
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[第3章]よりよいPR活動にするために 〜心得・対処法・行動例〜
3-4 防災週間等のイベント時のPR活動は? 〜活動の工夫 事例2〜
防災週間等、年間におこなわれる防災行事では、各地でさまざまな工夫を凝らした行事がおこなわれます。
そのなかで、火災警報器のPR活動としてつぎのような例を紹介します。
◎(参考)火災警報器の普及促進用実験ハウスを製作(京都府)
地域の焼死者ゼロをめざし、火災警報器の普及を図るために1/4スケ−ルの木骨3 階建て実験ハウスを製作し、これを活用した防火行事をとおして、区域内の焼死者ゼロをめざしています。
具体的には、まず、実験ハウス内で火災に見立てた煙を発生させ、火災の発生のしかたを紹介し、火災警報器が設置されている場合と設置されていない場合とでは火災を発見するまでの時間に差があることを認識させます。そして、火災警報器が設置されている建物は階段で避難できる場合が多いことを視覚的に理解させるとともに、火災警報器を全室に設置できない場合はどこに設置するのが最も効果的かを考えさせ、火災警報器の設置をPRしています。また避難器具や防炎品など、ほかの住宅用防災機器の必要性についてもあわせてPRしています。
住宅用火災警報器実験
活動のポイント
火災警報器の効果を実際に体感できる機会として活用しましょう。
地域に火災警報器がどのくらい効果があるかを理解してもらえるよう工夫しましょう。
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