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4-3 初期消火訓練の実際




<<火事の種類と、とっさの対応>>

火が出た直後から消火のための努力を始めなければなりませんが、その際ちょっとした知識があるかどうかで、より有効な消火活動が行える可能性が高まります。日頃から、また防災訓練を通じて、対応イメージを高め、備えをしておきましょう。

油火災
天ぷら油・灯油・ガソリン等が燃える火災をさします。絶対に水をかけてはいけません。消火器を使用するか、大きな布を水で濡らし、燃えている物全体に覆いかぶせるようにして、空気を遮断して消火します。

電気火災
コンセント・配電盤などのショートによる火災をさしますが、水をかけると感電するおそれがありますので、消火器を使用します。もしも手元に消火器が無い場合は、コンセントを抜いたりブレーカーを落としたりしてから、水をかけて消火します。

衣類に火がついたら
すぐ床や地面に倒れて、転がりながら火を消す。もしくは布団や毛布があればもぐりこんで(かぶせて)消火します。

●イメージトレーニング●
あなたの自宅でストーブから出火、すぐ横のカーテンに燃え移りそうになっています。どう対応しますか?