トップページ日常活動編へ索引

4-3 初期消火訓練の実際




ポイント 地震時における初期消化

第一に、身の安全を確保することが重要です。決して無理をして消さない、しかし揺れがおさまったらすぐに火を消す、元栓を閉めるといった行動に移ります。
地震による大きな揺れを感じた場合、自動的にガスの供給がシャットダウンされるガスマイコンメーターの設置が進んでいますので、あわてず対処するようにしましょう。
■地震時の初期消火のタイミング
チャンス1
グラッときたとき
グラッときたとき
揺れ始めの瞬間をとらえて、使っている火を消します。ただし、すでに大揺れになってしまった場合には、無理に火を消そうとするとかえって危険です。なべのお湯などで、やけどをする危険性があります。
チャンス2
大揺れがやんだとき
大揺れがやんだとき
机の下などで身の安全をはかり、揺れがおさまってから火を消します。
チャンス3
燃え始めたとき
燃え始めたとき
万一燃え始めたら、手近にある消火器などですばやく火を消します。「火事だー!」と周辺に火事が起こっていることも知らせましょう。