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2003年1月

3.地方からの便り

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新春恒例の出初式 全国各地で実施

全国各地域で、新春を飾る恒例の消防機関出初式が実施されました。

東京消防庁では、1⽉6⽇(⽉)に2003年消防出初式を東京ビックサイト会場において盛⼤に実施しました。

写真は、その出初式の様⼦です。



【コラム】
<消防出初式の起源>

新年を迎えると、各地の消防本部においては、毎年恒例となっている消防出初式の起源は、遠く万治2年(1659年)にさかのぼります。

明暦3年(1657年)の⼤⽕を契機として万治2年1⽉4⽇、時の⽼中稲葉伊予守正則が、定⽕消総勢4隊を率いて、上野東照宮前で出初を⾏って気勢を挙げたことが、当時、焦⼟の中にあって苦しい復興作業にややもすれば絶望的な状態にあった江⼾市⺠に、⼤きな希望と信頼をあたえました。

このことが契機となり、定⽕消の「出初」は、毎年1⽉4⽇、上野東照宮前で⾏われることとなり、次第に儀式化され、恒例⾏事となって今⽇の出初式に受け継がれています。

(東京消防庁H・Pより)

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「奈良県⾃主防災組織リーダー研修会」を開催

奈良県 消防防災課

(財)⽇本防⽕協会は、奈良県との共催により、平成14年11⽉8⽇〜9⽇に奈良市防災センターにおいて、⾃主防災組織リーダー研修会を開催しました。

国において、東南海・南海地震等が発⽣した場合は奈良県内の奈良盆地東縁断層帯、⽣駒断層帯に影響を及ぼす地震の⻑期評価が公表されたことなどをうけ、奈良県では震災対策を強化しており、その中の⼀つとして、初めて⾃主防災組織リーダー研修会が開催されました。

内容は、富⼠常葉⼤学講師の⼩村隆史⽒による奈良盆地東縁断層を想定した災害図上訓練(DIG)の実施が⾏われました。その他、奈良地⽅気象台の「気象と災害」の講義、五條市庶務課⻑補佐⼟⽥稔⽒及び桜井市朝倉台⾃主防災会会⻑林輝男⽒の体験発表、⼼肺蘇⽣法等の実技等を⾏いました。

参加者からは、「災害図上訓練ではキリキリ舞いしたが、目からウロコの思いであった。」、「今後、地域でも災害図上訓練を取り⼊れていきたい。」、「各地域で頑張ておられる防災会の⽅々と話ができ、元気がでた。」等の意⾒が聞かれました。

講師の⽅々、参加者の熱⼼な取り組みにより研修会は無事終了することができました。

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「家族・地域の命は私の⼿で︕」

島根県 江津市外7町村消防組合

この度、和⽊婦⼈防⽕クラブでは、「家族・地域の命は私の⼿で︕」をテーマに掲げ、⽇本防⽕協会より「婦⼈防⽕クラブ員救急講習会」モデル地域の指定を受けたことにより、江津消防署の救急救命⼠を講師に招き「普通救命講習会」を3回に分けて開催しました。

第1回目は7⽉10⽇(⽔)に⾏い39名の⽅が参加され、第2回目には島根県防⽕クラブ連絡協議会会⻑さんが特別に参加され、40名が参加し、9⽉8⽇(⽇)に⾏い、第3回目は、12⽉8⽇(⽇)40名の婦⼈防⽕クラブ員が参加、和やかな雰囲気の中で、三角⼱、⼈⼯呼吸法等の訓練を汗だくになりながらも真剣に取り組んでいました。クラブ員の⽅々からは、⼤変有意義な研修会でありましたと⾔う声がたくさん聞かれ、好評でした。

この地区は、昔ながらの住宅地域と、新興住宅地域とが混在する地区で、住⺠間の連携が難しい地区であるにもかかわらず、融合が図られたクラブとして管内で最も活動の活発な地区です。婦⼈防⽕クラブの会⻑は「この様な活動を通じて、防災・防⽕意識の⾼揚に役⽴ちたい。」と話されていました。


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⼥性(婦⼈)防⽕クラブ員が街頭広報を実施

埼⽟県 久喜地区消防組合久喜消防署

当地区管内の⼥性(婦⼈)防⽕クラブ員15名が、平成14年11⽉9⽇(⼟)午後1時30分からJR久喜駅並びに東武久喜駅前広場において、全国秋の⽕災予防運動の⼀環として久喜消防職員と⼀緒に街頭広報を⾏いました。当⽇クラブの皆様は、揃いの法被を着て強風の中、乗降客や通⾏客に微笑みながら広報物の防⽕ティッシュや標語⼊りの「災ばし」(?)を配り⽕災予防をPRいたしました。改めて⽕災期に⼊ったことを認識さた⼈々も⼤勢おり、実のある消防広報活動が出来ました。

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少年消防クラブ⼟曜閉校に伴う防⽕訓練を実施

⼤阪府 泉佐野市消防本部

泉佐野市消防本部では、平成14年11⽉10⽇に泉佐野市⽴中央⼩学校が実施した校区の児童を対象にした⼦供会イベントに消防本部としても参加し、⼦供たちに楽しんでもらいながら、防⽕のPRを実施しました。

この催しは、学校の⼟曜閉校に伴い、⼦供達にゆとりを感じてもらうため、校区の⼦供会役員が企画し、⼩学校のグラウンド内にミニサッカーや縄跳び⼤会、たこ焼きコーナー等を設け、⼦供達が⾃由に遊べるようにしたものです。消防コーナーでは、ポンプ⾞を設置し、ポンプ⾞の体験乗⾞や実際の現場外套に触れるなどしながら、消防業務に対する理解を求め、また、⽔消⽕器による風船割りコーナーをも設置し、遊びながら「消す」ことの⼤切さを学んでもらうとともに、⽕災予防の重要性を広報しました。

当⽇、参加した消防職員は、⼦供達の素晴らしい笑顔が⽕災により消えることのないよう、多数の参加者を相⼿に奮闘していました。

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「それいけ︕しょうぼうたい」

広島県 三原市消防本部

世羅⻄町の⼩国保育所において、防⽕研究発表会が⾏われました。この発表会に、⼩国保育所つばき分園の園児・職員が作詞、作曲した「それいけ︕しょうぼうたい」の歌が披露されました。この曲は、軽快なリズムと乗りの良い歌で、防⽕パレードにも、拍⼦⽊に合わせて元気に歌い、防⽕防災のPRに務めています。




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