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  応急手当の方法



5.意識も呼吸もないとき
<心臓マッサージ>
(1)準備
平らな場所にあお向けに寝かせ、救助者はその横に両ひざ立ちの姿勢をとる。
準備
(2)圧迫
胸骨の下半分に片方の手のひらの手首に近い部分をあて、その上にもう一方の手のひらを重ねる。ひじを伸ばし、胸全体が3.5〜5cm沈むように胸骨を押す。小児の場合は片手だけを使い、乳児の場合は2本の指をあて胸の厚さの3分の1程度沈むように押す。
(3)繰り返す
救助者は、圧迫し終わったら身体を起こし、手の力をゆるめる。この動作を1分間に100回のリズムで繰り返す。
6.人工呼吸と心臓マッサージの組み合わせ方
(1)1人で行うとき
気道を確保したあと、人工呼吸を2回、心臓マッサージを15回行う。これを繰り返す。乳児・小児の場合は、人工呼吸を1回、心臓マッサージを5回の割合で。

1人で行うとき
(2)2人で行うとき
1人が人工呼吸を2回行った後、もう1人が心臓マッサージを15回行う。これを繰り返す。

2人で行うとき