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3-5 財源確保



財源確保

当協会の調査によれば、婦人防火クラブ連合会のうち半数強の団体が、活動予算を組んでいますが、その予算規模の平均額は53万8,000円となっています。現状では、婦人防火クラブの予算に占める公費助成額の比率が8割弱に達しており、財政的には公費助成に強く依存していますが、婦人防火クラブが、自主的に活動していくためにも、今後、自主財源を模索していく必要があると思われます。地域の町内会や自治会(自主防災組織)とも密接な活動の連携を図り、活動の財源を確保する努力が必要でしょう。

現に、自治会・町内会などから助成を受けて活動しているところもあります。上記の調査によれば、現在、自主財源としては、会費の徴収、寄付金収入のほか、バザーや夏祭りなどのイベントでの飲み物販売を通じて収入を得ているクラブもあります。(→「市民祭りの模擬店で活動費を捻出」参照)