約1,500人が参加 7月31日(水)から8月2日(金)までの3日間、合計約1,500人の少年消防クラブ員(小学5、6年生と中学生)が、愛知県消防学校に一日体験入校しました。
この行事は愛知県独自のもので、消防への関心と知識を深めることを目的としており、昭和45年から続く、子ども達に大変人気の行事となっています。
主な体験内容は、本物の防火衣を着ての放水体験、消防車試乗、地震・煙道体験、住宅用火災警報器についての説明等となっています。
特に反響の大きかった、放水体験や地震体験では、ホースの重さや水圧の大きさに驚いたり、東日本大震災と同じ震度7の揺れで地震の怖さを体で学んだりと、机上では決して得られない貴重な体験をしたようです。
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放水体験
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消防車試乗
参加した子ども達からは、「今日学んだことを友達や両親に伝えたい」という感想や、体験をきっかけに想像力を働かせ、「大きな揺れに備えて、家具の固定や非常用袋の準備をしたい」という感想が寄せられました。
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地震体験
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煙道体験
13クラブから96名のクラブ員が参加 雲南防火委員会(会長 障子弘敏 雲南消防本部消防長)では、少年期における防火・防災教育の一環として、火の大切さや火の怖さを知り、クラブ員と消防職員のふれ合いにより消防への理解と関心を深め、集団行動を通して力を合わせることの素晴らしさや大切さ、人に迷惑をかけないといった社会性、協調性を養うことを目的とした「少年消防クラブ員研修会」を実施しました。
研修会は、雲南消防本部で7月25日に開催し、13クラブから96名のクラブ員が参加しました。
この研修で、昼食用のカレーライス作り、消火栓を使用しての放水体験や水消火器を使用した消火訓練、起震車による地震体験、煙体験、庁舎・車両見学などを行いました。また、出雲空港消防隊、島根県防災航空隊の見学に行き、活動用資器材の説明を受け、大型消防車両からの放水や、航空隊員の訓練などを見学し、貴重な体験をしました。
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消火栓を使用した放水体験
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起震車による地震体験
参加したクラブ員は、他の小学校のクラブ員や消防職員と楽しく過ごし、消防への関心を深めると共に、「あいさつの大切さ」、「命の大切さ」、「友達のすばらしさ」、「チームワークの大切さ」、「助け合うこと」などを学び、16時過ぎには修了証と参加記念品を手に消防本部を後にしました。
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管内91クラブから1,365名が参加 7月25日(金)は梅雨明けが遅れており、空は何となくどんよりし、ジメジメしておりますが、富山消防署は、BFCクラブ員の元気でいっぱいです。今年も恒例の「少年消防クラブ防火のつどい」が開催されました。
この「防火のつどい」は、楽しく火災予防について学ぶとともに、他のクラブ員と交流してもらう事を目的に行っているものです。クラブ員たちは様々な体験ができると毎年楽しみにしている「防火のつどい」です。
つどいでは、住宅用火災警報器の説明、煙中体験、救急実技体験、放水体験や、地震体験車試乗、梯子車試乗など様々な体験・見学の時間を設けています。住宅用火災警報器の説明では、設置場所や奏功例を一生懸命メモを取っているクラブ員、地震体験車では、最初は笑顔でイスに座っていた子供たちは、揺れが大きくなるにつれ座っているのがやっとの状態でした。「東日本大震災にあった人たちはこんな怖い思いをしたんだね。」と、貴重な体験をしていました。また、今年はチャレンジ・ザ・ゲームと題して、輪投げコーナーが設けられ、119の番号に入れるために何度も挑戦していました。
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煙中体験
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チャレンジ・ザ・ゲーム(輪投げ)
それぞれの体験が終わり、全員で救助隊による救助演技を見学しました。
最後に、消防音楽隊の演奏を聞きながら、外の学校のクラブ員と一緒に昼食を食べました。
今回の「防火のつどい」を通して、「日頃から災害に備えておくことが大事と思った」「煙の怖さがよくわかった」「音楽隊の演奏がかっこよかった」などさまざまな思いをもったようです。
今回学んだことを、学校の友達や下級生、家族に伝え、防火・防災活動に役立ててくれると思います。
平成25年7月27日(土)・28日(日)の2日間、入間市青少年活動センターにおいて、入間市消防少年団宿泊研修を行いました。(参加団員49名)
開会式後、消防職員と消防団員の指導の下、「防火トライアスロン」を行いました。防火トライアスロンとはチーム対抗で傾斜ロープ登り、初期消火訓練、担架搬送訓練、煙中訓練、ロープ結索訓練を行い作業の確実性とスピードを競うものです。団員たちは手馴れた様子で各セクションをクリアしていて、頼もしさを感じました。
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「防火トライアスロン」初期消火訓練
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「防火トライアスロン」担架搬送訓練
「炊き出し訓練」では、火起こし器で起こした火を使って飯ごう炊さんやカレー作りを行いました。すべて自分たちで作った夕食は格別だったようで、みんな残さず食べていました。
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火起こし器を使って「炊き出し訓練」
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みんなでカレー作り
避難所での宿泊生活を疑似体験 「就寝場所設置訓練」では、避難所での宿泊生活を疑似体験し、生活の不自由さや、必要最低限の物資は何かを学びます。団員たちは、ダンボールやガムテープを使い、工夫して寝床を作っていました。