大和市少年消防団が11月25日に東京ドームで開催された「消防団120年・自治体消防65周年記念大会」(主催:日本消防協会、全国消防長会)において、(一財)日本防火・防災協会から「優良少年消防クラブ」として表彰されました。
この表彰は、自治体消防65周年記念事業の一環として、日頃から積極的に地域の防火・防災活動に活躍している模範的な幼年消防クラブ、少年消防クラブ及び婦人防火クラブに表彰されるもので、今回は少年消防クラブの部において、全国から35団体が表彰を受ける中、神奈川県では、大和市少年消防団が唯一選ばれました。
このことから12月3日、大和市少年消防団第21期生の隊長・副隊長などが大和市役所を訪れ、大木哲・大和市長に受賞の報告をいたしました。
神奈川県内から唯一「優良少年消防クラブ」
大木市長に受賞を報告
同団は、少年期から防火・防災に対する知識を深め、団体行動を通じて規律やマナーを身に付けた社会人を育成することを目的に、平成5年に発足。市内在住の小学4年生~6年生を対象に、団員を毎年度募集し1年間にわたって、消火や規律訓練を実施するほか、各種イベントで防火・防災の広報活動などをしております。
西東京消防少年団(団長 小林孝一)は、春の火災予防運動期間中の3月2日、管内にある西武新宿線田無駅と西武池袋線ひばりヶ丘駅前で、火災予防をPRしました。
横断幕を掲げながら、拍子木に合わせて「火の用~心~!」とかけ声をかけるグループと、火の用心の赤いたすきを掛け、防災対策のガイドブックとたばこ火災防止のティッシュを配布するグループに分かれて、通行人に火災予防をPRしました。
広報活動が初めての団員も多く、最初は緊張してどうしていいかわからない様子でしたが、高学年団員が率先して元気にPRする姿を見せることで、低学年団員も次第に笑顔で声を掛けられるようになりました。
横断幕を掲げ「火の用~心~!」
防火・防災ティッシュを配布して火災予防PR
当日はあいにくの空模様で、小雨の降る日でしたが、「ご苦労さま。頑張ってね。」と労いの言葉をかけてくださる人や「火事には気をつけないといけないね。ありがとう。」と言ってくださる人もいて、寒さに負けず元気にPR活動をすることができました。
「これで、皆が火事に気をつけてくれるといいな。」と、団員達も火災予防の大切さを改めて感じているようでした。