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2023年4月

6. 【幼少年消防クラブ】筑後、郡山、福山、筑西

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「第35回 筑後市幼年消防クラブ大会」を開催
福岡県 筑後市幼少年婦人防火委員会

 筑後市幼少年婦人防火委員会では、令和4年10月21日(金)午前10時からサザンクス筑後(大ホール)において、(一財)日本防火・防災協会共催による第35回筑後市幼年消防クラブ大会を開催いたしました。
 新型コロナウイルス感染拡大に配慮し、来賓者を縮小した形式で3年ぶりの開催でしたが、市内11の保育園・幼稚園の年長組363名の元気な入場行進にて幕を開けました。筑後市幼少年婦人防火委員会会長(筑後市消防長)の挨拶をうけ、筑後市長より来賓祝辞を賜り、最後に全員で「防火の誓い」を大声で誓い、式典の部を終了しました。

 第2部アトラクションの部では、古川保育園の園児による活気あふれるソーラン節に始まり、筑後市のマスコットキャラクター「はね丸くん」を中心にみんなで「はね丸体操」を踊りました。
 その後、消防職員と女性消防団員による腹話術「消ちゃんの火の用心教室」が行われ、火の用心、避難のポイント、そして、住宅用火災報知器の重要性について真剣に学びました。避難訓練では、会場であるサザンクス筑後職員の避難指示に従い、口鼻をハンカチ等で押さえながら落ち着いて避難。避難経路上にスモークマシンを設けており、煙の怖さを身に染みて感じていました。
 全園児の避難完了後、保育園の先生1名が屋上に取り残されているという想定で梯子隊による救助活動を行いました。先生の無事を祈る園児達は、梯子隊に一生懸命エールを送っていました。
 保護者も多数参加されており、盛大に盛り上がりました。

 幼年消防クラブ員、幼年消防クラブの指導にあたる幼稚園・保育園の先生並びに消防関係者が一堂に介して、相互の交流を図り、子供たちの健全な育成と防火思想の理解をより一層深めることができました。

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「令和4年度幼年消防クラブのつどい」を開催
福島県 郡山地方広域消防組合消防本部

 郡山地方広域消防組合消防本部では、令和4年秋季全国火災予防運動の一環として「令和4年度幼年消防クラブのつどい」を開催しました。
 幼年消防クラブのつどいは、幼少期の子供たちに防災教育を通じて蒔いた種が、やがて芽を出し、社会活動の精神を養いながら成長してもらうことを目的としています。
 今回は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、イベント会場を設定して行う集中型として実施することが困難な状況であることから、令和4年11月1日(火)~30日(水)にかけて各保育所等を消防職員が訪問する分散型とし、感染防止対策を講じた上での開催となりました。
 期間中、クラブ員や関係者を合わせて、合計約1,870名が参加しました。

 実施内容に制限がある中でも、防火講話、消防車両の見学、記念品の配布、記念撮影などのさまざまな消防体験を行い、楽しく消防や防災について学びました。また、子供たちに分かりやすく、継続的な学びの機会を作って頂ければと、記念品として防火紙芝居を配布しました。

 クラブ員たちの輝く瞳や笑顔がとても印象的でした。
 参加した園児たちには、今回の体験をきっかけに、消防防災に興味を持ち、地域の防災リーダーに成長して活躍して欲しいと思います。

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第20回幼年消防クラブ「防火フェスティバル」を開催
広島県 福山地区消防組合消防局

 福山地区幼少年女性防火委員会は、令和5年1月22日(日)に「ふくやま芸術文化ホール大ホール」において、4つの幼年消防クラブ約500人が参加して第20回幼年消防クラブ「防火フェスティバル」を開催しました。
 約800人の来場者が見守る中、参加した各幼年消防クラブは、和太鼓や鼓笛などの演技を発表するとともに、日頃からクラブ内で取り組んでいる活動などを交えながら、来場者に火災予防を訴えました。

 また、子どもたちになじみのあるアニメの曲や福山地区消防組合消防音楽隊が作詞・作曲を行い歌唱する住宅用火災警報器設置維持促進ソング「明るい明日のために」が流されると、子どもたちの大きな歌声が会場中に響き渡りました。

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「筑西広域少年消防クラブ消防体験学習」を実施
茨城県 筑西広域市町村圏事務組合消防本部

 筑西広域少年消防クラブ消防体験学習は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況から令和2、3年度は中止となりましたが、今年度は、当委員会と(一財)日本防火・防災協会との共催行事として、感染防止対策を徹底して、令和4年11月29日(火)から令和5年1月31日の間に実施することができました。
 少年消防クラブ員たちは、水消火器による初期消火訓練、スモークマシンによる煙体験、防火衣着装体験、消防ポンプ車を使用した放水体験を実施しました。煙体験では、体験前に消防職員から「火災時の煙の特性」、「自宅で火災が発生した場合の避難方法」、「住宅用火災警報器の重要性」を説明し、少年消防クラブ員に自分の命を守るために必要な知識を伝授しました。

水消火器訓練実施状況

 残念ながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況などから、すべての少年消防クラブ員の実施とはなりませんでしたが、実施した少年消防クラブ員たちは全員が真剣に取り組んでいました。
 また、体験を修了した各少年消防クラブに修了証を交付し、少年消防クラブ員全員に記念品として防災グッズ(LEDライト)を配布しました。キーホルダーサイズのLEDライトであるため、自宅での停電時や登下校時の安全の確保に役に立つものと思われます。


ポンプ車放水体験実施状況

煙体験実施状況
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