火災警報器PRハンドブック 〜火災を防ぐ「あたりまえ」を地域に!〜 TOPへ戻るはじめに
目次 第1章 第2章 第3章 第4章
Powered by Google
火災警報器のPR活動のまえに 〜覚えておきたい基礎知識〜
2-1 火災家抱器はどうして設置するの? 〜法制度化とその背景〜
どの住宅にも必ず火災警報器の設置が必要です。
これまで日本では、共同住宅など一部の住宅だけ設置が義務化されていました。ですからクラブ員のなかにも「もう部屋に火災警報器はついています」という方もいるかもしれません。ですが、戸建住宅や小さなアパートでは、ほとんど取り付けられていないのが現状です。

2004年6月に消防法そのものが変わり、少なくとも寝室と、寝室が2階などの場合は階段にも設置が必要となります。

ですから皆さんは、お住まいの市町村でこれから制定される条例に従って火災警報器を設置することになります。新築住宅は2006年6月1日から義務化となり、また既存の住宅についても今後2年間のうちに、みなさんの住んでいるまちで決められた条例にしたがって設置の義務付けられる時期が決まります。これからはどの家にも火災警報器の設置が必要です。
Copyright 2005 財団法人 日本防火協会