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2003年11月

6.地方からの便り

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⾼齢者を⽕災から守る︕︕―ケア・マネージャー等を対象に防⽕教室を実施―

⼤阪府 泉佐野市消防本部

泉佐野市消防本部では、11⽉9⽇(⽇)からはじまる秋の全国⽕災予防運動に先駆け、管内22事業所34⼈のケア・マネージャー及び介護関係職員等を対象に防⽕教室を開催しました。

これは、⾼齢者社会の進展に伴い、毎年のようにお年寄りが⽕災の犠牲になっていることから、独り暮らしなどの⾼齢者と接する機会が多い、介護関係職員の⽅にも⽕災予防の知識を学んでいただくために実施したものです。

この防⽕教室では、⼀⼈暮らしの⾼齢者家庭での⽕災事例や家庭防⽕のポイントなどの防⽕講演のあと、消防本部4階の防災学習センターで煙の怖さなどの体験をし、屋外において粉末消⽕器を⽤いた消⽕訓練を⾏ないました。

参加者達は「初めて使う本物の消⽕器で消⽕体験ができ、貴重な体験ができました。」と語っていました。

消防本部では、⾼齢者を⽕災から守るため、ケア・マネージャーや介護関係の⽅々が訪問時に「⽕の元に気をつけてや」と⼀⾔呼びかけてもらうことが、最⼤の⽕災予防につながると考えており、今後も多くの事業所等と密接な関係をつくり⼀⼈でも多くの⾼齢者を⽕災から守るような活動を展開していく予定です。

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新居浜市消防ひろば

愛媛県 新居浜市消防本部

新居浜市幼少年婦⼈防⽕委員会では、10⽉11⽇(⼟)9時30分から12時00分の間、消防庁舎及びその周辺において、遊び⼼で参加できる消防関係コーナーを計画し、広く幼児・少年達の参加を求め、消防⾃動⾞等を実際に触れ、目で⾒ることにより、幼少年期から⽕災予防思想の芽⽣えを期待し、併せて、児童の⽗兄や⼀般市⺠に対しても、防⽕思想の普及、⾼揚を図る目的で消防ひろばを開催いたしました。

この消防ひろばは毎年開催しており19回目となりました。今年も幼少年消防クラブ員をはじめ、婦⼈防⽕クラブ員、⼥性消防団員、⾃主防災組織員、⼀般市⺠等、約2,500⼈の参加により盛況の裡に実施いたしました。

内容としては、地震体験コーナー・煙体験コーナー・防⽕太⿎台かきくらべ・消⽕器体験コーナーなど14のコーナーを設け、⽕や煙の怖さと防⽕の⼤切さを体験してもらえたと思います。

最後に、参加した⽗兄や⼀般市⺠へのアンケート調査の結果、⼤変有意義な1⽇であった、ぜひ来年も参加したいという多くの声をいただきました。

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⽕災のない住みよい郷⼟をめざして

宮城県 栗原地域広域⾏政事務組合消防本部

平成15年10⽉19⽇、宮城県栗原郡花⼭村⽯楠花センターにおいて栗原地区少年婦⼈防⽕委員会が主催となり、財団法⼈⽇本防⽕協会・栗原地区婦⼈防⽕クラブ連合会の共催のもとに郡内⼗町村からクラブ員430名の参加者により第20回栗原地区婦⼈防⽕クラブ研修会を開催しました。

研修会では各種表彰後、花⼭婦⼈防⽕クラブ連合会の前会⻑佐々⽊あえ⼦さんが「⼆⼗年を降り返って」と題して体験発表を⾏い、築館消防署救急救命⼠の講師による救急処置実技訓練も⾏われました。 最後に「災害のない豊かな栗原をめざして」を合⾔葉に防⽕宣⾔を全員で唱和して閉会しました。

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集団救急事故対策訓練

愛知県 尾三消防本部

平成14年10⽉14⽇(⽕)午前9時30分より、三好町三好公園総合体育館において、尾三消防本部集団救急事故対策訓練が⾏われました。

訓練は、体育館利⽤者(傷病者)の協⼒を得て、「地震発⽣後の避難誘導中の多数傷病者発⽣事故」を想定し、災害対応能⼒の向上及び消防部隊の効率的運⽤、現場指揮本部の確⽴を図るとともに、迅速かつ安全に傷病者の救出救護を図ることを目的に訓練が⾏われました。

地元消防団員及び救護⽀援ボランティアによる応急救護訓練、体育館の職員による通報、情報伝達訓練もあわせて⾏われ、実戦さながらの訓練を実施しました。

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第17回幼年消防クラブ秩⽗地区⼤会実施

埼⽟県 秩⽗消防本部

秩⽗地区少年婦⼈防⽕委員会では、10⽉24⽇(⾦)秩⽗ミューズパークにおいて、(財)⽇本防⽕協会の⼩林弘明常務理事を始め、来賓者多数の御出席を賜り、23クラブの年⻑組園児、婦⼈防⽕クラブ、指導者(保護者)等1,100名が参加して「幼年消防クラブ秩⽗地区⼤会」が盛⼤に⾏われました。

この⼤会は、参加者の防⽕意識の再認識と幼年者に対する「防⽕思想の普及啓蒙」を図ることを目的としており、昭和61年の第1回⼤会以後毎年実施(平成7年には全国⼤会実施)しております。

今年で第17回目となった本⼤会は、好天にも恵まれ、紅葉の進む秩⽗連⼭を眺めながら、第1部は⼦供達の元気な「防⽕の誓い」から始まり、秩⽗消防⾳楽隊の演奏に合わせて、「おさかな天国」など5曲をクラブ員全員で合唱しました。第2部は防災ヘリコプターの救助訓練やはしご⾞の訓練が華を添え、プログラムどおり順調に進⾏しフィナーレを迎えることが出来ました。

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第19回幼年消防⽩河地⽅⼤会

福島県 ⽩河地⽅広域市町村圏消防本部

第19回幼年消防⽩河地⽅⼤会が10⽉17⽇(⾦)⽩河市中央体育館と陸上競技場を会場に『幼児に対する防⽕思想の⾼揚と⽕に対する正しいしつけを⾝につけさせる』ことを目的として開催されました。

参加したのは⽩河広域管内(1市4町7村)24の幼年消防クラブ(保育園・幼稚園)から1,162名の幼年消防クラブ員、⽗⺟や消防職員、来賓など900名の合わせて約2,000名が出席し盛⼤な幼年消防⼤会となりました。

第1部「チビッコ防⽕まつり」、第2部「防⽕フェスティバル」の2部構成で開催され、第1部は、⼤信村幼稚園幼年消防クラブ員による「ひょっこりひょうたん島」、泉崎幼稚園幼年消防クラブ員による「ジブリの世界へようこそ」、消防協会⽩河⽀部ラッパ隊の「ラッパ演奏」、⽩河消防署員の「うたっておどって消防隊」などすばらしい演技が披露されました。

その後、来賓者を前にして幼年消防クラブ全員が⼀⻫に「⽕遊びは絶対しません」「お⽗さん、お⺟さん、先⽣の教えを守ります」など元気よく誓いしっかり約束できました。

第2部は、屋外に会場を移し、防災ヘリの救助訓練⾒学・消防⾞の試乗・放⽔体験・記念写真撮影などの各コーナーを楽しみました。

消防防災ヘリコプター「ふくしま」が上空に⾶来するとクラブ員から⼤きな歓声があがり、防災ヘリの救出訓練では、ヘリによる強風に驚きながらも物珍しさも加わり熱⼼に⾒学していました。

各コーナーでは、ミニ消防⾞2台の試乗コーナーや防災ヘリの記念撮影会が⼈気を集めました。

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平成15年度栃⽊県⾃主防災組織指導者講習会

栃⽊県 栃⽊県消防防災課

平成15年10⽉10⽇(⾦)、栃⽊県宇都宮市の栃⽊県総合教育センターで「平成15年度栃⽊県⾃主防災組織指導者講習会」が開催され、地域の⾃主防災活動にあたっている450⼈の⽅が受講しました。

防災システム研究所⻑の⼭村武彦⽒を迎えて「阪神・淡路⼤震災に学ぶ 家庭と地域の⾃主防災」をテーマに講演をいただくなど、災害に備えた実践的な防災対策や、地域が⼀体となった⾃主防災体制づくりに役⽴つ講習会となりました。

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第2回幼年消防クラブ「ちびっ⼦防⽕⼤会」を開催

⻑崎県 県央地域広域市町村圏組合消防本部

県央地域広域市町村圏組合管内防⽕委員会及び諫早消防署では、10⽉16⽇(⽊)諫早市体育館において、諫早市内の幼年消防クラブ員が⼀堂に会する第2回幼年消防クラブ「ちびっ⼦防⽕⼤会」を開催しました。

諫早市内には33の幼年消防クラブ(総数3456名)があり、遊びをとおして防⽕の知識を⾼め、⽕遊びの防⽌や消防の仕事に対する理解を深めることにより、将来りっぱな社会⼈としての素地を作ることを目的で、今回は19の幼年消防クラブから年⻑組の約900名が参加して⾏われました。

諫早消防署の幼年消防クラブ「ちびっ⼦防⽕⼤会」は、今回が2回目でクラブ員たちは全員お揃いの法被を着て、くす⽟割から始まり、チャレンジ・体験コーナーと進み集団演技では「公園にいきましょう」を踊り、楽しい半⽇を過ごしました。

最後に園児代表が、「防⽕の誓い」を⼤きな声で誓い合いました。

諫早消防署では、⽕遊びの防⽌には幼児期からの防⽕教育が有効であり、これからもちびっ⼦防⽕⼤会を継続していこうと思っております。

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