約700名がフェスティバルに来場 平成24年11月10日(土)、午後1時から午後4時まで、第24回安芸津フェスティバル会場内で消防コーナーにおける市民とのつどいを開催しました。
この消防コーナーは今年で24回目となり、消防行政への理解と未来ある子供達の防火・防災の精神を育むために開催しています。「継続は力なり」と言う諺がありますが、親子連れの方の中には親子2代に亘って参加してくだされている方もおられました。
純粋な心を持つ子供達は消防職員や少年消防クラブ員の話しを真面目に聞いていました。少年消防クラブ員の子供達が年下の子供達に自分達が習ったことを説明している姿は、ほほえましく思いました。
少年消防クラブコーナー
ミニ消防車の乗車
消防コーナーでは、以下の事を行いました。
(1) ミニ消防車の乗車
(2) 煙ハウス体験コーナー
(3) てんぷら油火災消火模擬体験
(4) 救急法
(5) 防火衣を着装しての記念撮影
(6) 高規格救急車、消防ポンプ自動車内の見学
(7) 火おこしゲーム
(8) 防火防災クイズ
(9) 少年消防クラブ員によるポケットティッシュ配布
(10)防炎品、住宅用火災警報器の展示
(11)安芸津町内の主な建物の標高一覧表の展示(津波から命を守るための対策)
防火衣を着装して記念撮影
火おこしゲームコーナー
消防吏員、消防団員を退職された方々が任意で入会される消防OB会と少年消防クラブ員の活動は消防コーナーを大変盛り上げてくれました。火おこしゲームの開催に始まり、ミニ消防車、煙ハウス体験コーナーの会場整理、写真撮影のお手伝い、粗品やポケットティッシュの配布等を行ってくれました。火おこしゲームは時間オーバーするほど、大人気のゲームでした。火のありがたさ、便利さ、そして恐さを子供達は勉強していました。
消防コーナーにおける市民とのつどいを通じて、市民との交流を深め、未来ある子供達に対して防火・防災の精神を育めたことができたと考えています。
平成24年11月22日(木)、「第12回荒玉地区幼年消防大会」を開催しました。
第一部の式典では、主催者あいさつの後、優良クラブ及び防火ポスター優秀作品のクラブ員を表彰。続く第二部では、玉名市女性消防隊による寸劇「森のひまわり消防隊」が披露され、コミカル、かつ迫真の演技で火災予防を訴え、さらに4つの幼年消防クラブが、ダンスや鼓隊演技をステージいっぱいに元気よく披露。最後は全員で「火の用心の歌」と「防火の誓い」で午前の部を締めくくりました。
優良クラブの表彰
女性消防隊による寸劇「森のひまわり消防隊」
午後からは各クラブとも、屋外の消防ふれあい広場にて「煙中避難」や「はしご車」、「放水」などのコーナーを体験し、防火意識の高揚・消防への関心を深めることができました。
さらにサプライズで、ゆるキャラグランプリ2011で全国1位に輝いた大人気の「くまモン」をはじめ、地元のゆるキャラたちが大集合。突然の登場に、知らされていなかったクラブ員たちは大興奮。全員で「くまモン体操」を踊り、大会を盛り上げてくれました。
クラブ員による演技披露
放水体験
西和消防組合消防本部(消防長 岡嶋名良文)では、平成24年12月21日(金)幼年消防クラブ員である黎明保育園(理事長 藤崎隆明)において開催された防火もちつき大会に参加いたしました。
防火もちつき大会は、管内の幼年消防クラブ4園がそれぞれ持ち回りで毎年開催されているものです。
今回の防火もちつき大会は、保護者や近所の住民の参加もあり、たくさんの人が見守るなか園児たちは、小さな杵を持ち、「年末、年始の火の用心」の願いを込めて、署員と一緒に「よいしょ、よいしょ」と掛け声をかけながら、ぺったん、ぺったんと懸命にもちつきを行いました。
「年末、年始の火の用心」の願いを込めて
保護者に見守られながら「ぺったん」
つきあがったもちは、その場で、焼もちやきな粉もちにしてもらい、参加された皆さんと一緒に口いっぱいにして美味しそうに、食べていました。
園児たちにとっては、とても楽しい一日でした。
「絶対に火遊びをしません!」 泉佐野市消防本部(根来 芳一消防長)では、幼年消防クラブを結成し、防火パレードや消防出初め式等に火災予防の普及啓発に協力しているカトリック天使幼稚園(トゥルコ・アレッサンドロ園長)において、親と子の防火教室を平成25年2月21日(木)開催しました。
この防火教室は、幼年期からの火に対する教育と家庭での防火を呼びかけるため、幼年消防クラブが結成されている7つの幼稚園、保育所(市立幼稚園4園、私立幼稚園2園、私立保育園1園)を、毎年順番に実施しているものです。
今回の防火教室には、園児260名とその保護者約60名が参加し、お遊戯室での園長先生及び消防長の挨拶の後、園児に「火の用心」を身近に感じさせるため、園児と消防職員が防火衣の早着競争を行いました。
続いて園庭に移動し、家庭での初期消火方法を学ぶため、保護者が消火器を使った消火訓練及び天ぷら油火災の消火訓練などを体験学習的に行いました。
その後、園児が15m級はしご車の搭乗体験を行い、今日の防火教室で教えてもらったことを忘れず、絶対に火遊びをしませんという「防火の誓い」を全員で唱和し、消防職員と保護者と園児たちが一体となり防火教室を終了しました。
また、今回の防火教室には、泉佐野市消防マスコット「消し玉くん」が応援に登場し、園児と、これからも「火の用心」を続けることを、約束しました。
根来芳一消防長は、「全国各地で住宅火災等により多くのいのちが失われているが、可愛い子どもたちが犠牲となることのないよう職員が一丸となって火災予防に万全を期したい。」と語っていました。
泉佐野市消防マスコット
「消し玉くん」も応援
260名の園児が参加