気象庁の震度階級・震度5強で、「棚の食器が多く落ちる。タンスなどの重い家具が倒れることがある」とされているように、まず最初に、室内において家族が危険な状況に置かれる可能性が高いのです。室内の家具の配置を書き出すなど、どのような対策が必要なのか家族で話し合ってみましょう。心配のある大型家具を寝室から移動させるだけでも効果は大きいでしょう。
また壊れた窓ガラスや食器の破片でけがをしてしまう危険が高まります。ガラス飛散防止シートを張ったり、食器戸棚の扉が開いてしまわないよう掛け金を取り付けるなどの対策も必ず行っておきましょう。
特に小さいお子さんがいるご家庭などでは、このような室内安全対策は不可欠です。(→『日常活動編』 「地図への書き込み」参照)
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