甲府市女性防火クラブは、平成14年12月、ライフラインが断たれた状態を想定した「炊き出し訓練」を実施しました。訓練にはクラブ員ら20人が参加、薪と釜でお湯を沸かし、米と水を入れたビニール袋を沸騰した湯の中に入れてご飯を炊いた後、ラップを使っておにぎりを作りました。訓練の結果、様々なことがわかりました。まず最少量の浄化水での炊飯方法です。洗米は一度だけにし、炊飯時の水量は米の2割増しにしました(これで200ccの米は米飯400gになる)。また廃材を燃料として扱う方法も学びました。さらに、1,ご飯は直接手を触れず、ラップで握ってそのまま空気にさらさない 2,ご飯はできるだけ熱いうちに握るといったノウハウも身に付けました。
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