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7-4 訓練方法




事例紹介 一人暮らし高齢者などの所在マップを作製(千葉県・鎌ヶ谷市婦人防火クラブ)

千葉県の鎌ヶ谷市婦人防火クラブは平成13年度、市内の一人暮らし・寝たきり高齢者、高齢者のみの世帯を地図上に示した「緊急時対応マップ」を作製しました。
同市内でも高齢化率が急上昇しており、災害時要援護者である高齢者を災害からいかに守るかが課題になっています。マップは、民生委員・児童委員らの協力を得て作製、一人暮らし・寝たきりなど世帯の特徴別に色分けしたシールを張り付けて、地域の高齢者の状況がひと目でわかるようになっています。市社会福祉協議会にも寄贈し、災害時の要援護者対策に役立てる方針です。
竹内久子会長は「地域の災害時要援護者の状況を知るには福祉との連携が欠かせません。婦人防火クラブとしても今後さらに連携を強めていく必要があります」と強調します。また、マップ作製時点では障害者に関する情報はプライバシーの問題がクリアできず、盛り込むことができなかったそうです。そのあたりも今後の課題と竹内会長は受け止めています。
「緊急時対応マップ」
地域の高齢者の状況がひとめでわかる
「緊急時対応マップ」