応急手当の方法
応急手当の方法(1)
応急手当の方法(3)
やけどしたとき
1.早く水で冷やす
やけどした部分をできるだけ早く水で冷やす。痛みや熱を感じなくなるまで十分に冷やす。
●顔のやけどの冷やし方
流しっぱなしの水道水を洗面器などで受け、そこに顔面をひたす。
鼻毛が焦げていたら重傷。至急、医療機関で治療を受けること。
●手足のやけどの冷やし方
流水を直接当てると刺激が強すぎる場合、流しっぱなしの水道の下に洗面器などを置き、そこにひたす。
●広い範囲の冷やし方
ホースやバケツで水をかける、水にひたした清潔なシーツなどで包んで冷やすなど、できるだけ早く水で冷やすこと。
●衣服を着ているときの冷やし方
衣服を着たままの状態で冷やす。衣服を脱がす場合は、冷やしたあとにハサミなどでそっと切り開いて脱がせる。皮膚と衣服がゆ着しているときは無理に脱がさないこと。
●子どものやけどの冷やし方
子どもが広範囲のやけどをしたときは、寒い季節以外は、浴槽の水に全身をひたす。
2.患部にガーゼをあてがう
冷やしたあとは、やけどした部分を清潔なガーゼや布などで軽く包む。
※ガーゼや布は包帯のようにきっちり巻かないこと。軽くおおって、ガーゼや布の端を洗濯バサミなどでとめる。
3.早めに医療機関を受診する
水疱ができたときは、つぶさないようにする。水疱をつぶすと、感染を起こしやすくなり、治りが遅くなってしまう。勝手な自己判断で薬を塗るのも避ける。早めに医療機関で手当を受ける。
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