新しく婦人防火クラブを結成するときの手順は、左記のようになります。
この場合は、新しくグループを結成するわけですから、クラブの運営にあたっては、できるだけ参加したメンバー全員が楽しめるようなものにしたいものです。また、参加メンバーが何かの貢献をしているといった実感をもてるような工夫も必要になるでしょう。あまり、防災や防火のことだからといって、真剣な暗い話ばかりでは飽きてしまいます。
阪神・淡路大震災後に、地域のリーダーとして活躍している人は、地域活動継続の秘けつを皆が楽しみながら、ゆっくりと全員がついてこられるようなテンポで相談や計画を進めることだと話しています。
なお、こうしたグループ内の特定メンバーだけで話をしていると、いつの間にか自分たちの気がつかない間に、地域の他の住民との間に情報や認識のギャップが生まれてくることになります。グループ内の特定メンバーを超えて地域全体に活動を広げていく際には(例えば一般の地域住民への広報などでは)、特にこのギャップを十分意識し、できるだけ知識をもたない人にもわかってもらえるような表現に留意する必要があります。
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