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4-2 日常生活の場面からの広がりを意識した活動




防災巡視・点検のポイント

防火点検

(1)ガス器具や石油器具の点検。(コック、配管、火口、予備石油の保管状況、対震自動消火装置などの点検)
(2)器具の周辺状況のチェック。(器具の位置、燃えやすいものが器具の上下左右にないかなどの点検)
(3)引火性危険物(塗料やシンナーなど)の容器の固定や保存状況など。
(4)プロパンガスボンベの固定状況、緊急遮断装置の有無などの点検。
(5)家庭用消火器や消火バケツなどの装備の点検。
危険物点検

危険物点検
(1)灯油、塗料、ガス、ベンジンなど各家庭にある危険物の保管状況は?
(2)ガソリンスタンドやガスをつめる施設などは消防法などで厳しく規制されているが、地域住民の目でも確認しよう。
(3)危険物の流れ出しそうなところは?
道路点検

道路点検
(1)地域主要道路の車両渋滞の程度は?
(2)違法駐車や放置自転車の状況は? いざというとき、消防車などの緊急車両の妨げとなる。駅や商店などと話し合って地域内の違法駐車や放置自転車は追放しよう。

倒壊物・落下物点検

(1)ブロック塀や石塀は大丈夫か?
(2)地域の集会所などの建物は大丈夫か?
(3)商店の棚や自動販売機は大丈夫か?
(4)地域内の看板は大丈夫か?
(5)2階建て以上の建物の窓ガラスは大丈夫か?
(6)バルコニーなどの植木鉢や洗濯機などは大丈夫か?

施設点検

(1)建物や堤防などにひび割れやかけ落ちなどはないか?
(2)建物やアーケードなどのネジやボルトはゆるんでいないか?
(3)建物や水槽に水漏れや腐食はないか?