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6-2 他の地域づくり活動との連携から得られるメリット



婦人防火クラブでは、これまでずっと若い会員を増強する必要性がいわれ続けてきました。担い手の年齢層の拡大とサブリーダー群の新たなリクルートは、集団活動を活性化させるうえで不可欠です。他の地域づくり活動との連携は、このためにも有効な取り組みになります。

年齢層も広く職業や生活環境も異なる人々を含みうる婦人防火クラブという性格を考えた場合、それぞれの生活の実情の中でより生活実感に沿った啓発活動を展開するうえでは、まちづくりや介護福祉活動などの分野で活動する他の地域づくり活動との連携は有効な資源・人材と、効果的な啓発活動のヒントを与えてくれると思います。

地域にかかわっているさまざまな技能や技術をもつ人々やボランティア活動をやっている人たちとの日常的な連携と相互の活動に対する深い理解は、現代の社会環境の変化に対応して、これから婦人防火クラブが活性化していくためには必須条件だと思います。

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