また、徳島県名西消防組合では、父母の参観が多い小学校などの運動会に着目し、参加している保護者を対象にした「水消火器リレー」を平成6年度から実施しています。いまでは中学校や各地区壮年会の体育祭、老人クラブ体育祭と競技依頼が多く日程調整に追われるほど人気だということです。
競技方法は、5チーム(各チーム10名ずつ)の最初のメンバーが「火の用心タスキ」を肩にかけ、前方20mに設置した的を目指して一斉にスタートを切ります。10m先で水消火器を手に持ち、6m先の消火停止位置まで進み、消火器取り扱い操作を行い4m前方の的めがけて水消火器を放水します。的に水が当たり倒した人は、放水をやめて、折り返して水消火器を元の位置におき、スタートラインに戻って次の人にタスキをリレーするというものです。
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