合併で⼀部事務組合 どうかわる︕
今⽇、全国で市町村合併の論議が進む中、Y広域消防の地区が市町村においても本格的な合併論議が⾼まっており、消防組合の在り⽅も⼤きな変⾰が予想されています。そこで、Y消防本部でも市町村合併にたいする知識を深めるため、9⽉13⽇、F県総務部地⽅課から講師を招いて、市町村合併全般についての研修会が⾏われました。
講師は、広域の組合消防は、市町村の負担⾦で業務運営がなされており、Y地区消防本部について「合併すれば、⾏政のスリム化が図られ、財政にも余裕が⽣まれる」と、市町村合併のメリットを強調。
参加した職員からは地⽅交付税についての質問など活発に意⾒がだされるなど、熱⼼に⽿を傾けていました。
また、他の地域においては、現在の広域消防管内の市町村が合併区域の市町村と分かれる問題等が⽣じるおそれのところもあり、今後、合併で⼀部事務組合等の消防がどうかわるか悩めるところもありそうです。
油流出事故に備える︕

9⽉21⽇、⼋⼥市⽮原の⽮部川において、⼋⼥消防本部の指導のもと、オイルフェンスの取り扱い訓練が⾏われました。
この訓練は、万が⼀、オイル流出事故が発⽣した際、被害を最⼩限にくい⽌めるため⾏われたもので,当⽇は県や市町村の職員、農協職員、⽮部川漁業組合員など6団体約100⼈が参加して⾏われ、訓練は、⼋⼥消防本部職員がオイルフェンスの取り扱い⽅法や敷設⽅法などを説明した後、参加団体が交代で消防職員の指導を受けながら,実際にオイルフェンスを敷設しました。
参加者は、取り扱い⽅法を真剣に聞き、実際に体験することによって、あってはならないことですが、万が⼀の事故発⽣に備えることが出来るようになりました。
第26回屋内消⽕栓操法⼤会

平成14年10⽉17⽇(⽊)午後1時10分から泉佐野市内の不⼠製油(株)阪南事業所グランドにおいて泉佐野市⽕災予防協会主催による「第26回屋内消⽕栓操法⼤会」が開催されました。
当競技会は市内の屋内(外)消⽕栓設置事業所を対象に防⽕意識の⾼揚と、迅速、的確かつ安全に初期消⽕を⾏うための技術練磨を目的として、昭和52年から毎年開催し、今年で26回目を迎えています。
参加チームは、42事業所46チームの⾃衛消防隊員が参加、A・B両ブロックに分かれ、熱のこもった競技が展開されました。
競技は、グランド上に設置された屋内消⽕栓設備を利⽤し、35メートル前⽅の「⽕の⽤⼼」と書かれた4個の標的を、放⽔により落とすこと、ホース収納タイムや操作、規律等を競うものとして⾏われました。
「⾃主防災組織リーダー研修会」の開催

平成14年度⼭形県⾃主防災組織リーダー研修会が、⼭形県消防学校において10⽉21⽇〜22⽇に各市町村⾃主防災の代表等89名が参加され開催されました。
今年、⼭形では、平成12年から13年にかけて県内の活断層の調査を実施した結果、近い将来動くであろう活断層が発⾒され、発表されたことにより県⺠の防災意識も⾼まり、また、不安も⼤きく、多数の参加となったもので、2⽇間各講師の講話、防災知識・技術の習得のほか、活発な意⾒交換等を⾏い⾃主防災リーダーとしての意識向上が図られ、有意義に終了しました。
バイスダンダーと救急隊の連鎖で救命

豊中市北消防署は不整脈により⼼肺停⽌に陥った74歳の男性を、バイスダンダーとして救急隊に引継ぎ、救命した救急事案に対し表彰しました。
救急事案は、平成14年8⽉16⽇17時30分頃、駅コンコースで⼼肺停⽌状態となった男性を、駅を利⽤していた当市看護師宮崎祐⼦さん(27歳)と⽇⾚救急法指導員の⽴川領⼦さん(26歳)が発⾒、迷わず協⼒してCPRを実施し、救急隊に引継ぎ、救急隊の処置(除細動)の連携により救命されたものです。
幼年消防クラブ防⽕マラソン駅伝⼤会

当管内で幼年・少年クラブ員(142名)、婦⼈防⽕クラブ員(77名)、その他等計731名が、平成14年9⽉28⽇(⼟)午後0時30分スタートで、防⽕駅伝が実施されました。
この防⽕駅伝⼤会は、今回で第28回目を迎え、市街地及び⽥園地帯をクラブの選⼿たちが「⽕の⽤⼼」のタスキを胸に付け、⾛る風影は秋の風物詩となっており、⾛る選⼿(幼・少年消防クラブ員)はもとより、応援している沿道にいる⼤勢の⼈達に防⽕思想の普及に貢献する⼤会となりました。
少年消防クラブ員が屋内消⽕栓操法

当地区管内の、幼年消防クラブ員(256名)、少年消防クラブ員(61名)が、ごく⾝近に感じられる⽕災予防や救急業務等に対する正しい理解と認識を深めるために、平成14年10⽉10⽇(⽊)13時より「⽕災予防推進⼤会」が実施されました。
この⼤会の目的は、⽕災を予防し、災害から⾝を守るためには、家庭・職場を問わず、⼀⼈ひとりが⽇頃から出⽕防⽌や⽕災が発⽣した場合の初期消⽕、消防機関への通報などの知識を⾝に付けることです。
このような目的から、特に少年消防クラブ隊員には、初期消⽕訓練と屋内消⽕栓操法の実技訓練が⾏われました。クラブ隊員たちは、慣れない訓練に、⼀⽣懸命に取り組み、防災に対する認識を改めていました。