HOME  > 防火ネットニュース2月号  > 6.婦人・女性防火クラブ活動について

2009年2月

6.婦人・女性防火クラブ活動について

目次 次頁次頁

(財)日本防火協会 片山会長新春ご挨拶

島根県 江邑少年婦人防火委員会


婦人防火クラブ員245名参加
 江津市婦人防火クラブでは、財団法人日本防火協会との共催により、10月27日(月)江津市総合市民センターにおいて、「平成20年度江津市婦人防火クラブ研修会」を開催し、各地区の婦人防火クラブ員など245名が参加しました。
 この研修会は、市内21地区の婦人防火クラブ員が一堂に集い、相互の連帯と親睦を図るとともに、火災予防知識の習得と地域の安心・安全な暮らしを守る住みよい地域づくりを目的として初めて開催しました。
 始めに、江津市婦人防火クラブ三浦ミナコ会長から「災害時に必要な実践的な内容を学び、いざという時に活せるようにしましょう」と挨拶がありました。続いて、平成23年から既存住宅でも設置が義務化される住宅用火災警報器講習のほか、消火器・バケツリレーでの消火訓練、煙体験、AEDによる応急手当講習、防災備蓄物資の配給訓練などを行いました。参加したクラブ員からは「火は怖い、ということを改めて実感した」、「防火・防災に対する意識を高め、安心・安全で住みよい地域を作っていくことの大切さを学ぶことができた」などの感想が寄せられ、地域の防火・防災に対する意識の高揚と地域防災力の向上に繋がった研修会となりました。


バケツリレー消火訓練

応急手当講習

このページの上に戻る

(財)日本防火協会 片山会長新春ご挨拶

岩手県 胆江地区幼少年婦人防火委員会


幼年消防クラブ員よる
子ども鹿(しし)おどり
 胆江地区幼少年婦人防火委員会では、秋季火災予防週間前の11月8日、「第2回胆江地区婦人消防のつどい」を開催しました。奥州市と金ケ崎町の婦人消防協力隊員や消防関係者など、約580名が集結しました。
 このつどいは、「婦人消防の防災行動力を高めよう」をスローガンに、各地区の婦人消防協力隊員が一堂に会し、会員の防火防災意識の高揚と会員相互の親睦を図ることを目的としています。
 オープニングのアトラクションでは、幼年消防クラブ員による「子ども鹿(しし)おどり」が披露され、園児たちのかわいらしい演技で、つどいが始まりました。
 
講演をする黒石寺の藤波洋香住職
子ども鹿(しし)おどり
特別講演では、日本三大奇祭の一つ「蘇民祭」で有名な黒石寺の女性住職、藤波洋香氏が、「今ある幸せ」と題し、講話されました。藤波氏は、仏教の教えを、ユーモアを交えながら分りやすく話され、中でも「人間の死亡率は100%であり、今が無事であることへの感謝の気持ちが大切」との法話に、6月14日に発生した岩手宮城内陸地震を経験した参加者たちは、大いに力づけられました。
 また、ある著書を引用し、「イライラしている所に悪い事が集まり、ニコニコしている所に楽しい事が集まる」という話に、一同が納得、震災後の時宜を得た講演に大きな拍手が沸き起こりました。
 

参加者全員による防火宣言
 このほかに、2名の消防職員による意見発表と地元婦人消防協力隊員による余興が行われ、大いに盛り上がりました。
 最後に、参加者全員による防火宣言でつどいは幕を閉じました。参加者たちは、地震を契機により一層連携の大切さを実感した大会となりました。


このページの上に戻る

(財)日本防火協会 片山会長新春ご挨拶

山形県 尾花沢市消防本部


挨拶をする伊藤会長
 尾花沢市婦人防火協力班連絡協議会が発足したての昭和40年から、継続開催され今年で44回目を数え、すっかり当会の伝統行事となった「平成20年度婦人防火クラブのつどい」が、11月9日に(日)、尾花沢市文化体育施設(愛称=サルナート)で開催しました。
 今年は、1ヵ月前の10月8日に「山形県婦人防火研修会」が、当市で20年ぶりに開催され、準備期間がないにもかかわらず役員の方々により、準備や当日の運営に積極的な協力を賜り、また、全戸加入という組織力による大勢の参加者を集め開催、第1部の体験発表では、代表者が熱弁を揮い、団長の講評では「みんな優劣つけ難く、感激しました」というお褒めのことばがあり、第2部のアトラクションでは、今年話題となった「崖の上のポニョ」や当地が発祥地の「伝統花笠踊り」などの歌や踊り、防火をネタにした寸劇などが披露され、会場に爆笑と拍手が続く盛り上がりを見せ、「婦人防火のつどい」にかける意気込みと地区の連帯パワーをまざまざと知らされました。
 また、ロビーでは、「少年消防クラブ防火標語」に見入り、また、「住宅用火災警報器関連冊子の配布コーナー」に集うなど、市民にとって「防火意識の啓蒙及び高揚」が図られ、改めて火災予防を誓った有意義な一日となりました。


優良婦人防火協力班の表彰

体験発表

このページの上に戻る

(財)日本防火協会 片山会長新春ご挨拶

長崎市消防局


大会開会挨拶
 11月20日(木)長崎市公会堂において、「第40回市民防火のつどい・平成20年婦人防火クラブ長崎地区大会」を長崎市消防局、長崎市少年婦人防火委員会、財団法人日本防火協会及び長崎市婦人防火クラブ連絡協議会の共催で開催し、婦人防火クラブ員や市民など約1,600人が参加しました。
 本大会は火災予防思想の普及と防火意識の高揚を図るとともに、地域における隣保協力体制を強固にし、安全で明るく住みよい街づくりに寄与することを目的に、長崎市婦人防火クラブ連絡協議会を中心とし、長崎県知事を始め県・市の関係者、長崎市消防団及び県下婦人防火クラブ連絡協議会関係者等多数の御出席を頂き開催することができました。

消防庁長官表彰伝達
 本大会の内容としましては、式典の部において田上富久長崎市長(智多長崎市副市長代理出席)及び財団法人日本防火協会片山虎之助会長(同協会梅次盛雄事務局長代理出席)のご挨拶の後、金子原二郎長崎県知事及び吉原孝長崎市議会議長のご祝辞をいただき、また、昨年7月10日に消防庁長官表彰を受賞されました中新町地区婦人防火クラブの表彰伝達及び在職10年、20年、30年の各クラブの会長13名の表彰式が行われました。
 式典の部終了後、「丸山よもやま噺」と題しまして、丸山ぶらぶら散策倶楽部代表山口広助氏の講演が行われました。

婦防クラブ委員のコーラス
 午後からは長崎市消防職員がメンバーである「バンド・フォーカス」の演奏及び矢上幼稚園の「川船」、「鯨の潮吹き」を皮切りに婦人防火クラブ員による舞踊等のアトラクションが行われ、出し物の最後には恒例となっております長崎市婦人防火クラブ連絡協議会の委員によるコーラス及び寸劇が行われ、盛会のうちに無事終了しました。


このページの上に戻る
目次