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2009年10月

5.【婦防活動】宮城県婦人防火クラブリーダー研修会を開催ほか〔山形、揖斐〕

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宮城県婦人防火クラブ連絡協議会


川名 きよ江会長の挨拶
 「第28回宮城県婦人防火クラブリーダー研修会」が9月7日(月)午後1時30分から宮城県庁2階講堂にて開催されました。
 本研修会は、県内各地区婦人防火クラブのリーダーが一同に会し、リーダーとして必要な知識及び技術の向上を図ることを目的としています。
 開会宣言、宮城県婦人防火クラブ連絡協議会 川名 きよ江会長の挨拶にて始まり、知事から永年功労表彰と祝辞をいただきました。
 来賓挨拶に続いて、「仙台市太白地区婦人防火クラブ八木山支部の活動と今後」(仙台市太白地区婦人防火クラブ連絡協議会 浜 邦子氏)、「鶯沢地区の活動と私にできること」(栗原市婦人防火クラブ鶯沢支部 再名生 順子氏)、「笑顔輝く、町づくりの一翼となって」(黒川郡富谷町明石婦人防火クラブ 高橋 やすゑ氏)の意見発表が行われました。代表者による意見発表により、他地区の活動状況を知り、今後の地域活動の参考とすることで、より一層の活動の充実が期待できるかと思われます。また、防火宣言後、宮城県総務部消防課 課長 渥美 英夫氏による「地域経済から考える家庭と地域が果たす教育的役割について」と題した講演が行われ、県内の若者の就職状況や子供を教育する立場の親の問題等について説明を受けました。地域の子供たちに対する教育についても関心が高い、リーダークラブ員にとって、大変有意義な講演となりました。
 今回の研修会で学んだ知識をそれぞれ各地区に戻り伝達することで、より多くの県民に防火防災に関する知識の普及が期待できる研修会となりました。


クラブ員で防火宣言

代表者による意見発表

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山形市消防本部


水消火器リレー
 平成21年7月24日(金)、山形市消防本部のすぐ東側に流れる馬見ヶ崎川の河川敷公園を会場に、初期消火実技研修会が開催されました。
 女性防火クラブ員100名と自衛消防連絡協議会及び危険物安全協会にそれぞれ所属する企業の代表者232名が参加し、水消火器リレー、水バケツリレー、火事ぶれの大声競争など、チーム対抗戦形式をとり、行いました。
 また女性防火クラブ員がハイゼックス式炊飯袋で行った炊き出し訓練で出来たご飯を参加者に振る舞ったり、そのご飯を使用してパックに早く詰める、災害時を意識したはえぬき早盛り競争なども行いました。
 競技が終わると本部前訓練場での地震体験車の試乗、煙ハウス体験、はしご車試乗や、本部庁舎見学、救急隊による応急手当講習などを行いました。
 途中小雨がぱらつく時もありましたが、参加者は全員元気に競技に参加し、楽しみながら初期消火の技術や防火・防災の意識を習得しました。


ハイゼックス式炊飯袋で行った
炊き出し訓練

救急隊による応急手当講習

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岐阜県 揖斐郡少年婦人防火組織推進委員会

 平成21年度揖斐郡女性防火クラブ研修会が9月23日(水)に大野町中之元の揖斐郡消防組合消防本部防災センターにて開催されました。
 この研修会は119番通報、応急手当、初期消火が誰にでも出来るようにし、家庭からの災害の絶滅を期すことを目的に毎年実施され、揖斐郡内3町の各女性防火クラブから200名が参加しました。
 クラブ員はそれぞれ4班に分かれ、訓練用の水消火器を使用した初期消火訓練や応急手当の心肺蘇生訓練、119番の通報訓練、住宅用火災警報器設置に係わる広報等いずれも真剣な表情で取り組んでいました。


会長挨拶

水消火器による消火訓練

 中でも、標的に注水する水消火器の訓練や、参加者のクラブ員から煙の怖さを知りたいと要望があり、スモークハウスでの煙体験を参加者全員が体験しました。応急手当の心肺蘇生訓練では、特に心停止の方に施す一連の処置訓練(AED)を重点に研修が行われました。
 また、平成18年6月1日から一般の住宅を対象に住宅用火災警報器の設置が義務づけられたため、参加クラブ員に設置の必要性、設置方法等細部にわたり説明を行い、参加者全員から設置率のアンケートをとりました。さらに、近年多く発生している地震に対する知識及び対策並びに火災発生のメカニズムの説明にクラブ員一人一人が真剣に聞き入っていました。 最後に、家庭における災害の絶滅を期するために、池田町婦人防火クラブの河瀬副隊長が力強く防火宣言を行い閉会となりました。


スモークハウスで煙体験

応急処置・AED取扱い訓練

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