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2010年1月

8. 【婦防活動】第23回岩沼市婦人防火クラブ連絡協議会防火研修会ほか〔取手、豊田、霧島〕

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宮城県 岩沼市消防本部

 岩沼市婦⼈防⽕クラブ連絡協議会の防⽕研修会が去る11⽉15⽇(⽇)午前9時から、岩沼市⺠ 会館において開催され、市内婦⼈防⽕クラブ員800⼈が参加しました。
 櫻井会⻑から皆さんのご協⼒を得て、防⽕の輪を広げましょうと挨拶をいただき開幕。続いて、市 内⼩学校から募集した優秀防⽕啓発作品の表彰が⾏われ防⽕ポスター、防⽕標語、防⽕作⽂の⼊賞者 に表彰状及び記念品が贈られました。その後、防⽕作⽂の部で最優秀賞に輝いた岩沼⼩学校5年⼤友 紗英さんから、題名「お⺟さんの写真」を発表していただきました。
 講演では『笑いで元気、笑顔で広げる防⽕の輪』と題し、素⼈演芸おだずもっこ〜ズ・あっぺとっ ぺの助こと⼭崎孜⽒から、歌とトークショーと語り、⾃ら体験した⽕災、そして地域での防災訓練の 現状などユーモアをたっぷりと交えての紹介、また、住宅⽤⽕災警報器の必要性なども含め講演をし ていただき、参加したクラブ員から⼤好評でした。クラブ員の体験発表では、2名のクラブ員から 「町内の活動について」と題した活動体験と⾃分⾃⾝が体験した「⾝近で起きた⽕災」を発表してい ただきました。
 また、アトラクションでは団体、個⼈の踊りを4クラブ、60⼈が参加して⾏われました。

4クラブ、60⼈が団体、個⼈の踊りを披露
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茨城県 取⼿市消防本部


久慈会⻑による来賓挨拶
 取⼿市消防本部では、(財)⽇本防⽕協会の助成事業によ り平成21年度「婦⼈防⽕クラブ員救急講習会」の実施市町村の選定を受けて、取⼿市婦⼈防⽕クラブ員を対象に9⽉ 27⽇・10⽉3⽇・11⽉15⽇の3⽇間に分けて救急講 習会を開催し108名のクラブ員が受講しました。初⽇の開 講式では、茨城県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会の久慈会⻑が来 賓として出席され、励ましの⾔葉をいただきました。
 また、救急講習会では取⼿市消防本部の救急救命⼠が講師 となり、⼼肺蘇⽣訓練⼈形・AEDトレーナー・気道確保指 導モデル等、交付された物件を使⽤して普通救命講習を⾏ い、クラブ員は皆さん緊張しながらも熱⼼に受講し、最後に は受講者全員に修了証が⼿渡されました。
 受講したクラブ員からは、「いざという時の備えとして、今回受講してよかったです。今度は、ク ラブ単位そして近所の⽅々を誘って受講していきたい。」などの感想が聞かれました。


救急救命⼠指導のもと⼼肺蘇⽣訓練

熱⼼に指導を受けるクラブ員
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愛知県 豊⽥市消防本部


婦防クラブ員が住警器をPR
 11⽉15⽇(⽇)午前9時30分より、豊⽥市消防本部 において、『WE LOVE 災害に強いとよた︕』をテー マに「YOU・遊︓消防フェスタ2009」が開催されまし た。
 オープニングセレモニーは、屋外特設ステージで⾏い、少 年消防クラブ防⽕作品並びに消防こども写⽣⼤会⼊賞者の表 彰式を⾏いました。豊⽥市副市⻑を始めとする各賞の授与者 から、賞状を受け取りました。その後、⼀⽇消防⻑の委嘱を ⾏い、消防フェスタがスタートしました。
 住宅防⽕PRコーナーでは、婦⼈消防クラブ員が簡単なア ンケートを取りながら、豊⽥市の住宅⽤⽕災警報器キャラクターであるモクモクピートくんの印刷さ れたハンドタオルや通帳ケースなどを配布し、住宅⽤⽕災警報器に加え、防炎物品や消⽕器など住宅 防⽕に対する普及啓発に努めました。
 例年⼈気の各体験コーナーでは、可搬ポンプと腕⽤ポンプによる放⽔体験やロープ渡過訓練、消防 ⾞、はしご⾞の試乗など、実際に体験をすることで消防を⾝近に感じ、消防⼠になりたいという⼦どもも増えたことでしょう。 今年度発⾜した⾼度救助隊、スーパーレスキュー豊⽥(SRT)の紹介コーナー、⽵とんぼ・万華 鏡作製コーナー、⾼齢者安⼼おしかけ講座などを新たに実施しました。特に、SRTコーナーでは⼦ ども⽤のレスキュー服が試着でき、多くの⼦どもが救助隊員になりきって写真撮影をしていました。


ロープ渡過訓練

SRTコーナーでは⼦ども⽤の
レスキュー服を試着

 ステージならびにイベント広場では、豊⽥⼤和幼稚園幼年消防クラブのドリル演奏、豊⽥市消防 キャラクターのファイヤーマンショー、エコレンジャーショー、消防団ラッパ隊演奏に加え、新た に、こじまハーモニーのハンドベル演奏が⾏われました。
豊⽥⼤和幼稚園幼年消防クラブのドリル演奏
 最後に、消防⾳楽隊の演奏に合わせ、ひまわりフェアリー ズが演技をしましたが、そこで職員有志によるひげダンス ショーを⾏いました。⽔の⼊った風船を割ったりするおもし ろおかしい演技の中で、割れた風船の中から住宅⽤⽕災警報 器が出てきたり、住宅防⽕のメッセージの書かれた巻物が出 てきたり、住宅防⽕の重要性を⼦どもから⼤⼈まで楽しみな がら学んでもらえるよう劇を⾏いました。
 5,200名の来場者を迎え、秋晴れの中、⼦どもも⼤⼈ も楽しみながら防⽕防災意識を⾼めました。

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⿅児島県 霧島市消防局

 平成21年11⽉8⽇(⽇)霧島市消防局敷地内で2009「防災フェスタINきりしま」を (財)⽇本防⽕協会常務理事益本圭太郎様のご臨席を賜り開催しました。
 昨年は朝から⾬模様で⼼配されましたが、今年は晴天に恵まれ無難なくイベントの進⾏ができると喜 んで望みました。
 今年は消防局近辺で霧島市の同時イベント開催がなく、客の⼊りを⼼配しましたが、事前に市⺠全 ⼾に配布したチラシやバイク雑誌・市報きりしまへの掲載・ケーブルテレビなど放送を依頼し、予想 以上の来客があり推定ではありますが、約3千⼈の市⺠が訪れました。

園児が⼀⽇消防署⻑に
 「防災フェスタINきりしま」は、合併3周年を機に昨年 から開催しておりますが、防災フェスタの目的は、市⺠に消防局を開放し防災に関係ある資機材を全て展⽰し、触れてい ただき、更に体験もして頂き、防災意識を⽼若男⼥問わず、 市⺠に訴える目的で開催しております。おととしまでは「⺟ と⼦の防⽕⼤会」(園児達に遊戯と防⽕の誓い)を屋内で開 催し、参加する園児や関係保育園・幼稚園や⽗⺟のみで、幼 少から「防⽕に対し認識させる」認識度が「いまいち」ない のと、また屋内では収容⼈員が限られ、全ての市⺠が認識す る、してもらう事が制限される事もありました。


婦防による住警器普及活動
 今回で⼆回目になりますイベントは、昨年に引き続き、園 児に⼀⽇署⻑を委嘱しイベントの中⼼部で活躍してもらいま した。消防局以外にも陸上⾃衛隊国分駐屯地・第⼗管区海上 保安本部⿅児島航空基地・霧島警察署・県警航空隊・住宅⽤ ⽕災警報器の業者・アマチュア無線関係業者・南九州コカ・ コーラボトリング・消防ポンプメーカー・医療器具メー カー・地元⾼校、⾼専のロボット展⽰などの資機材展⽰や訓 練展⽰、さらに婦⼈防⽕協⼒会員による「炊き出し訓練」と 「住宅⽤⽕災警報器」の普及活動など様々な関係機関のご協 ⼒をいただき、事故なく終了出来ました。



⼈形を使って⼼肺蘇⽣を実際に体験
 今回は、昨年と違い消防局近辺のイベントがなく、単独で開催するため⼀番気になります市⺠が⾒ 学に訪れるか、⼼配されましたが他⽅⾯からのアドバイスをいただきました。南九州マガジンウィズ バイク雑誌関係者から、「⽉1回発刊しているバイク雑誌で宣伝しませんか」宣伝内容は「消防局で ウィズバイク写真撮影会」でどうでしょうか︖との事でした。勿論、雑誌関係者も独⾃の宣伝も兼 ね、毎⽉掲載する意味合いも含めておりますが、意外性を信 じ、当⽇を迎えましたが、天候にも恵まれ⼤勢のバイクファ ンが県内外から集まり消防局敷地内にクラッシックバイクか らサイドカーまで、約100台勢揃いしました。中には、地 元⾃動⾞学校も雑誌で知り、教習⽤のバイクの展⽰やツーリ ング仲間の団体も情報が⼊り、開催時間午後3時まで、出⼊ りが多く⾒られました。
 バイク展⽰だけではなく、イベントの目的はあくまでも市 ⺠に対し、防災意識の⾼揚ですから、展⽰していただいたバ イクの⽅も、⼼肺蘇⽣の⾒学や実際体験をしていただいた り、防災⾞両の⾒学や防災機器に触れていただいたり「安⼼・安全なまちづくり」に寄与出来たと確 信しております。職員にもバイクファンがおり、興味深く⾒学しており、またサイドカーも外国製も あり、体験乗⾞もあり賑やかな雰囲気でした。

体験教室でロープ訓練
 また消⽕実験コーナーで、業者が消⽕実験⽤の倉庫を設定 していただき、⽕災を想定し、市⺠が実際消⽕剤で消⽕して もらい、貴重な体験をしていただきました。
 今回のフェスタを振り返り、市⺠を集めるには、どのよう な⽅法があるか考えさせられたイベントでもありました。来 年度は、予算とイベント内容を⽐べながら、市⺠に対し防災 意識の向上を図りつつ霧島市内から、⽕災による被害を軽減 することを目標として、次年度も⼯夫したイベントを目指 し、市⺠アピールに努めたいと思います。

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