総務省消防庁
前年同期と⽐較すると、総出⽕件数、建物⽕災、⾞両⽕災の出⽕件数は減少していますが、林野⽕
災、船舶⽕災、その他⽕災の出⽕件数は、増加しています。
また、⽕災による死者数は、減少しています。
① 総出⽕件数は、51,124 件、前年同期⽐1,270 件の減少
総出⽕件数は、51,124 件で、前年同期より1,270 件(2.4%)減少しています。⽕災種別ごとにみると、建物⽕災が1,703 件減少、⾞両⽕災が33 件減少、林野⽕災が191 件増加、船舶⽕災が8 件増加、その他⽕災が266 件増加しています。
② 総死者数は、1,877 ⼈、前年同期⽐92 ⼈の減少
⽕災による総死者数は、1,877 ⼈で、前年同期より92 ⼈(4.7%)減少しています。負傷者は7,615⼈で前年同期より383 ⼈(4.8%)減少しています。
③ 住宅⽕災による死者(放⽕⾃殺者等を除く。)数は、1,025⼈、前年同期より98 ⼈減少
住宅⽕災による死者(放⽕⾃殺者等を除く。)数は、1,025 ⼈で、前年同期より98 ⼈(8.7%)減少
しています。このうち65 歳以上の⾼齢者は628 ⼈で、前年同期より82 ⼈(11.5%)減少しています
が、住宅⽕災による死者(放⽕⾃殺者等を除く。)数の61.3%を占めています。
④ 出⽕原因の第1位は、「放⽕」、第2位は、「こんろ」
総出⽕件数51,124 件を出⽕原因別にみると、「放⽕」が6,534件(12.8%)、「こんろ」が5,128
件(10.0%)、「たばこ」が4,987 件(9.8%)、「放⽕の疑い」が4,617 件(9.0%)、「たき⽕」が
3,023 件(5.9%)となっています。
また、「放⽕」及び「放⽕の疑い」を合わせると11,151 件(21.8%)となっています。
過去5年間の火災の推移 | 過去5年間の死者の推移 | 過去5年間の住宅火災における死者の推移 (放火自殺者等を除く。) |
※ 第1期(1月~3月)、第2期(4月~6月)、第3期(7月~9月)、第4期(10月~12月)
建物⽕災の死者1,352⼈の内訳 ※死者の発⽣した建物⽤途による |
建物⽕災の出⽕件数28,350件の内訳 | 出⽕原因の内訳51,124件の内訳 |
住宅火災死者(放火自殺者等を除く。)における年齢区分別割合の推移