平成27年11月15日(日)岩沼市民会館大ホールにおいて「第29回岩沼市婦人防火クラブ連絡協議会防火研修会」を開催し、婦人防火クラブ員450名、他来賓等50名を招き、合わせて500名が参加しました。
後援を頂いている岩沼市消防本部・岩沼市防災連絡協議会表彰として岩沼市防火防災作品優秀作品(標語・ポスター・作文の部)合わせて市内小学校11名に表彰状が授与されました。
会場の様子
防火防災作品優秀者表彰
講演には(株)櫻井防災取締役営業技術部部長の大村正典氏を講師に招き「家庭用防災機器について」との演題で住宅用火災警報器・家庭用消火器等の設置及び維持管理について映像を交えて講話を頂きました。
続いて、地区会長2名の体験発表が行われ、普段の活動やクラブ員の確保などの創意工夫や苦慮点など体験を発表しました。
講演「住宅用防災機器について」
体験発表
次に、クラブ員全員で婦人防火音頭を合唱し、役員及び各地区代表が婦人防火音頭を踊りました。婦人防火音頭は、宮城県が発祥の地で、県内各地で普及を行っております。
最後に、クラブ員全員で「自分たちの地域から火災を出さない」「自分たちの地域は自分たちで守る」と防火宣言を唱和し研修会を閉会しました。
アトラクション(婦人防火クラブ音頭)
参加者全員による防火宣言
平成28年4月2日(土)、中野市では大規模な災害の発生に備え、各地区の婦人消防隊及び自警団等を対象とした総合訓練を婦人消防隊10隊及び自警団等11隊が参加し、実施しました。
この訓練は自主防災の一層の充実を図るため、毎年実施しています。
初期消火訓練は、消火器取扱方法とバケツリレーを実施、バケツリレーではみんなで協力することの重要性を再認識し、自然と声を掛け合う姿が印象的でした。
開会式
初期消火訓練
軽可搬ポンプ取扱訓練ではポンプの始動から筒先部署をまでを行いました。女性は特に機械に慣れていないため、この訓練により、定期的に訓練を実施することの必要性を改めて感じていました。
倒壊建物救出訓練では家具及び倒壊した建物等の下敷きになった人の救出を実施しました。災害時に頼りになるのは、隣近所の人たちです。住民の協力が人の命を救う共助を意識した訓練となりました。
救護訓練は、災害時に身の周りにあるものを使用して、固定方法及び毛布による搬送・徒手搬送方法を実施しました。物資が不足する中で、傷病者を安全かつ搬送する側にも無理をかけずに行える方法を実施しました。この方法は普段生活している中にも活用できるという声も聞こえました。
可搬ポンプ訓練
救出訓練
最後に、地震発生を想定し、総合訓練を実施しました。
災害はいつくるかわかりません。各婦人消防隊及び自警団は普段から訓練を実施し、災害に備えています。
救護訓練
地震体験訓練