「第13回消防フェスティバル2017」を開催
福島県 喜多方地方広域市町村圏組合消防本部
消防フェスティバルは、広域管内住民に火災予防思想の普及と啓発を行い、住民一人ひとりの防火防災意識を高め、さらに一体となって安心・安全な地域づくりを目指す目的で開催しています。
平成29年10月1日(日)に行われた「第13回消防フェスティバル2017」は、喜多方消防本部庁舎及び駐車場において実施しました。
当日は、会場において午前9時30分に開会式を行い、その後、オープニングとして地元ダンスチーム「RDS」によるダンス披露から始まりました。体験コーナーとしては、「チビッコレスキュー隊」、「ミニ消防車・ミニ救急車の乗車」、「防火衣着装」「オリジナル缶バッジ作成」「チビッコもちつき」、「住警器普及啓発コーナー」を、展示コーナーとしては「消防車両」、「消防資器材」、「住宅用火災警報器普及啓発コーナー」を設けました。
開会式
チビッコレスキュー隊
12時30分から救助現場活動訓練披露を披露しました。
今年度は、来場した子ども達にフェスティバル名入りの色鉛筆セットを700個準備し、オープンから2時間で全ての景品を配布してしまいました。その後も来場者が多数おり、午後1時までに総勢2,000名の来場者がありました。
防火衣着装
アンビュランスサポート隊コーナー
各体験コーナーでは、行列が途切れることなく子供たちが次々と体験していました。
参加した子どもたちに話しを聞くと、体験コーナーを楽しみにしてきた、と嬉しそうに答えていました。
このイベントは、回を重ねる度に地域住民に周知されており、当初の目的を達成することができました。さらに、各種訓練の披露で消防業務に対する理解を得ることもできました。
当広域は少子化により子どもの数が著しく減少していますが、次年度は、今年以上に内容を充実させた事業を展開し、多くの住民が楽しみながら防火防災意識を向上できるよう企画したいと思います。
消防車両の展示
救助隊による活動訓練披露
「中部防災フェア」を開催
鳥取県 中部防火・防災委員会
中部防火・防災委員会では、当委員会に所属する幼年消防クラブ員の幼年期における防火教育の一環として、(一財)日本防火・防災協会との共催により、毎年「中部消防フェア」を開催しました。
平成28年10月21日に発生した「鳥取中部地震」から1年が経過する節目に、毎年実施していた「中部消防フェア」を「中部防災フェア」と改め、国土交通省の車両も参加して平成29年10月14日(土)に天神川河川防災ステーションで実施しました。
幼年消防クラブ員・引率者・保護者等を合わせ700人以上が参加しました。
この防災フェアは「見て・触れて・体験」を主眼に、消防はしご車のバスケットに乗ったり消防ポンプ車の運転席に座って記念撮影をしたり、子供用の防火衣を着て放水体験、起震車による地震模擬体験などを行いました。消防職員による防火寸劇(ケスンジャーショー)では、消火戦隊ケスンジャーVS悪役炎マンにより、火遊びによる火災の怖さについて子どもに伝え、最後に「絶対火遊びしないこと」をケスンジャーと約束しました。
子どもたちは元気よく楽しく参加し、防災フェアを通じて消防への理解が深まり、防火意識の高揚を図ることができました。
平成29年度八女地区総合防災訓練を実施
福岡県 八女消防本部
八女消防本部は平成29年10月1日(日)、豪雨災害及び台風や地震等による自然災害を想定した総合防災訓練を実施しました。
八女市立花運動場をメイン会場とし、災害対策本部設置運営、災害情報の収集と警戒広報、避難所の設置運営、救援物資の搬送やボランティアセンターの開設など、初動体制の確認や応急対策訓練を行いました。
今回参加した少年消防クラブ員と女性防火クラブ員は、来場者に声をかけながら、チラシや記念品を配布し、普及啓発活動を行いまいした。
また別会場の幼稚園での参加となった幼年消防クラブ員は、上空偵察訓練の際、幼稚園グラウンドに大きな「SOS」の文字を書き、偵察部隊に助けを求める訓練をしました。
今回は防災関係機関をはじめ、地元事業所など49団体、地域住民を含む約2800名が参加し、大規模かつ広域的な訓練となりました。今後も地域住民や公的機関との連携強化を図り、地域防災力のより一層の向上を目指していかなければならない、と気持ちを新たにしました。