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2022年2月

7. 【地方からの便り】名張、松山、三田

 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「令和3年度名張市秋季火災予防啓発」事業を実施
三重県 名張市消防本部

 令和3年度秋季火災予防運動週間にあわせて、消防本部と幼年少年女性各クラブ、消防団で連携し、防火啓発品の配布や防火ポスターの展示、イベント会場での催し物など様々な方法により防火啓発運動を、令和3年11月3日~30日の期間内に実施しました。
 女性防火クラブの皆さんに地域において防火啓発品を配布していただき、防火啓発を実施しました。一部の女性防火クラブでは啓発品が足りなくなるほど配布をするなど、地区ごとに徹底した防火啓発を行っていただきました。また、少年消防クラブ、幼年消防クラブ員の皆さんにも防火啓発品の配布を行うことで子供たちを通じて、各家庭での防火意識の向上につながったと考えています。

名張学園祭会場の様子


市立図書館での少年消防クラブ
防火ポスター展示の様子
 イベントによる防火啓発では11月3日に開催されました名張学園祭の会場内に消防ブースを設け、消防団による車両展示、消防ホースでボウリングなどのレクリエーションや住宅用火災警報器のアンケートを実施するとともに少年消防クラブの指導者に協力をいただき、名張学園祭来場者に対して啓発物の配布と火災予防の呼びかけを行いました。指導者の皆さんによる積極的な防火啓発の呼びかけによりイベント来場者に広く火災予防啓発を行うことができ、消防行政への関心を深めていただくとともに住宅防火について再認識していただく良い機会になったのではないかと思います。
 また、夏の体験学習において少年消防クラブ員が作成した防火ポスターを市立図書館や消防庁舎にて展示を行いました。子供たちの力作に対し、施設を訪れた方々が足を止めて作品を観賞する姿から防火意識の啓発が図られていることが見受けられました。
 このような活動により幼年少年女性防火委員会の「クラブ員の防火意識の高揚を図る」「各クラブ相互の連携の強化を図る」「クラブ員を通じて広く防火思想を普及させる」という目的を達成することができたと考えます。

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「みんなの消防フェスタ・防災シンポジウム2021」を開催
愛媛県 松山市消防局

 令和3年11月23日(火・祝)、松山市総合コミュニティセンターで、「みんなの消防フェスタ・防災シンポジウム2021」を開催しました。
 防災シンポジウムでは、特定非営利活動法人イコールネット仙台の宗片恵美子さんに、東日本大震災発生から10年を迎え、これまで女性視点で取り組まれてきた防災活動、復興への道のりについてわかりやすくご講演いただきました。
 展示・体験ブースでは、住宅防火に関する機器や最新の防災グッズの展示、ロープ渡りや消火体験、景品があたるはっぴーカバー君(松山市消防局マスコットキャラクター)とのお楽しみ抽選会などで、大いに盛り上がりました。


ロープ渡り体験の様子

放水体験の様子

 コロナ禍での開催となったため、参加者には一定の制約をお願いする形となりましたが、事故なく盛会裏のうちに終了することができました。
 来場者アンケートでは、「コロナ渦での開催、ご苦労様でした。これからも定期的に開催するようお願いします。」とのうれしいお声もいただきました。
 今後も、松山市民の皆さんに防火や防災への関心を深めてもらえるイベントとなるよう努めます。

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「広野地域防災訓練」を実施
兵庫県 三田市危機管理課


 令和3年12月4日(土)三田市立広野小学校にて「広野地域防災訓練」を実施しました。
 広野小学校区内の住民が自宅からの避難を開始、小学校校庭に参加者が集合した後、全員でシェイクアウト訓練、着衣着火消火訓練を行ないました。
 その後、地域ごとで班に分かれて、消火器取扱(水消火器)、応急担架作成、車いす取扱、防災資器材取扱、救急(AED)訓練を約10分単位でローテーションし、実際に体験しながら訓練を行いました。
 さらに、小学生全員参加での競争形式による水バケツリレー消火訓練の実施と、地元消防団によるはしご登り演技を見学しました。
 地域住民が世代を超えて訓練に参加、自助、共助の必要性が良くわかったといったご感想や、災害時の防災活動に役立ったといったご意見をお聞きし、防災に対する認識の啓発高揚に効果があったと感じました。



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