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2022年3月

6. 【幼少年消防クラブ】都城、郡山、姶良、延岡

 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「各園出前型煙体験」を実施
宮崎県 都城市消防局

 令和3年10月1日から12月28日の期間中、都城市消防局では幼年消防クラブ所属の各園等を訪問し、「各園出前型煙体験」を実施しました。
 これは例年開催している屋内行事「ちびっこ消防のひろば」を代替する行事で、昨今の新型コロナウイルス感染症の状況を考慮して、屋外行事かつ少数の職員のみで対応できるものとして企画しました。


煙体験の様子

紙芝居読み聞かせの様子

 煙体験では、それぞれの園に消防職員2名程度で出向き、スモークマシーンを使ってバス型の消防車両の中に煙を発生させ、園児ら(園職員も含む)がその濃煙空間となったバス内を避難しました。また、体験と合わせ、住宅用火災警報器の話に触れたり、防火防災教育目的で火事等を題材にした紙芝居を配布したり、園内はもちろん、各家庭内での防火防災意識の向上を図りました。
 園児からは「煙だらけで怖かった」「紙芝居を見て火事のことをもっと知りたい」との声が上がりました。一方で、園職員からは「煙のこわさが身をもって体感できた」「日頃から紙芝居を読み聞かせ、避難訓練の際にも活用したい」との感想をいただきました。

配布した紙芝居と記念撮影
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「令和3年度幼年消防クラブのつどい」を開催
福島県 郡山地方広域消防組合消防本部

 郡山地方広域消防組合消防本部では、令和3年秋季全国火災予防運動の一環として令和3年11月25日~12月24日の期間に「令和3年度幼年消防クラブのつどい」を開催しました。
 幼年消防クラブのつどいは、幼少期の子供たちに防火教育を通じて蒔いた種が、やがて芽を出し、社会活動の精神を養いながら成長してもらうことを目的としています。

 今回は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、従来の集中型として一つの会場で実施することが困難な状況であることから、各保育所等を消防職員が訪問する分散型とし、感染防止対策を講じた上での開催となりました。
 結果的には、クラブ員や関係者、消防職員を合わせて、合計約3,300人が参加しました。
 実施内容に制限がある中でも、防火講話、消防車両の見学、記念撮影などのさまざまな消防体験を行い、楽しく消防や防災について学びました。クラブ員たちの輝く瞳や笑顔がとても印象的でした。



 最後は、「火遊びは絶対にしません!」と全員で火の用心を約束しました。参加した園児たちには、今回の体験をきっかけに、消防防災に興味を持ち、地域の防災リーダーに成長して活躍して欲しいと思います。



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「令和3年度幼年消防クラブ員による模擬消火大会」を実施
鹿児島県 姶良市消防本部

 令和3年12月1日から令和4年1月31日の期間において姶良市内の各園(所)園庭で、幼年消防クラブ8団体計341名が模擬消火大会を実施しました。
 クラブ員は、競技をとおして初期消火の重要性や効果について学ぶことができたと思います。併せて防火防災意識の向上に繋がったと感じております。



 各園(所)に消防車両で出向くことで、消防士と触れ合い火災予防が身近なものとなることで、防火防災思想の普及啓発に繋がることに期待します。
 競技後は、参加景品を受取り消防車両と記念撮影を行い終了となりました。



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「第62回BFC防火作品展」を開催
宮崎県 延岡市消防本部


地元新聞社掲載記事
 「第62回BFC防火作品展」は新型コロナウイルス感染症の影響により、第1部の展示は中止になりましたが、第2部の大型商業施設内での作品展示は令和3年12月17日~令和3年12月23日の期間内に開催することができました。
 今回はクラブ員から9,844点の応募があり、各加盟校内で作品の第1審査が行われ、ポスター225点、書写543点、標語363点の合計1,131点の作品が入選し、この作品をBFC役員の小中学校5名の校長先生が審査し、特撰50点、秀作195点、佳作886点として表彰されました。
 特選作品については、延岡市ホームページと地元新聞社に掲載され、多くの市民へ防火意識の向上に寄与したと思われます。
 また、延岡市消防本部では、特選ポスターの中から小学生の部1点と中学生の部1点を防火啓発用ポスターとして合計700枚、特撰標語の部で3点を防火啓発用標語チラシとして320枚作製し、各小中学校や各保育園(所)に配付しました。
 また、春季火災予防運動時にも市内の各事業所等に配付して火災予防啓発に活用する予定です。



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