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2022年9月

4. 【幼少年消防クラブ】愛知、射水、館林、中濃圏域

目次

 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「少年消防クラブ員の県消防学校一日入校」を実施
愛知県 防災安全局防災部消防保安課

 令和4年8月9日(火)及び8月10日(水)の2日間、少年消防クラブ員向けに「愛知県消防学校一日入校」を愛知県消防学校にて開催しました。
 この行事は(一財)日本防火・防災協会との共催で愛知県内の少年消防クラブ員(小学5、6年生及び中学生)を対象に防火・防災の大切さを学ぶことを目的として実施しており、昭和45年から続く、子ども達に人気の行事となっています。(令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止。)
 なお、今年度の体験種目は、映像学習、煙道体験、救急体験、ロープ結索、放水体験、規律体験の6種目です。

 クラブ員たちは、消防学校のお兄さんやお姉さんの言葉に対して目を輝かせながら、各体験種目に意欲・関心を持って取り組んでいました。
 また、「今日の体験を家族や周りの友達に伝えたい」、「何かあったときには、今日の体験を思い出し、落ち着いて行動したい」、「消防士さんになりたい」といった感想を聞くことができました。
 3年ぶりの開催となりましたが、盛況に終えることができ、子どもたちの防火・防災意識の向上に寄与したと感じました。


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「射水市幼年消防クラブ入隊式」を実施
富山県 射水市消防本部

 令和4年6月1日(水)から7月22日(金)までに射水市防火委員会と(一財)日本防火・防災協会が共催し、「射水市幼年消防クラブ入隊式」を実施しました。
 例年、射水、新湊地区の保育園、幼稚園の年長園児が、地区ごとに一堂に会し「射水市幼年消防クラブのつどい」を実施していましたが、昨年、一昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、各保育園、幼稚園ごとに開催しました。
 この「射水市幼年消防クラブ入隊式」は、市内29の保育園や幼稚園の年長園児664名を対象に、火災予防の啓発と防火意識の高揚を図るとともに、幼年消防に対する理解を一層深めることを目的として実施しました。

 各クラブ員たちは、幼年消防クラブ法被を着用し、「火遊びは絶対にしません」など3つの防火の誓いを元気よく宣言し、水消火器を使って、消火器の取扱い方法を学び、防火映画(DⅤD)を鑑賞するなどして、防火の意識を高めました。
 職員の派遣を希望する園にはポンプ車で出向し、記念撮影を行い、消防職員から説明を受けるなど園児の記憶に残る入隊式となりました。
 最後に、幼年消防クラブの入隊の記念として、クラブ員全員にワッペンが贈られ、入隊式を終了しました。


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「第1回館林地区消防組合幼年消防クラブ大会」を実施
群馬県 館林地区消防組合消防本部

 令和4年7月1日(金)晴天に恵まれ「第1回館林地区消防組合幼年消防クラブ大会」を(一財)日本防火・防災協会との共催により実施しました。
 この幼年消防クラブ大会は、例年実施していた少年消防クラブ大会に代わり当消防組合管内の幼稚園・保育園・こども園を対象に実施することとし、今回の富士こども園が1回目となります。
内容は、防火・防災思想の普及を目的とし、はしご車の見学から始まり消防車との記念撮影、煙体験、消防ぬり絵を行いました。
 予想外に早い梅雨明けのためとても暑い日となってしまいましたが、熱中症対策を行いながら普段近くで見ることのないはしご車の伸梯状況の見学や、4歳児以上の園児は煙体験にもチャレンジし、煙の恐ろしさを身をもって体験してもらうことが出来ました。

 完成した消防ぬり絵は防災週間となる8月30日(火)から9月5日(月)まで管内のショッピングモールに掲示され、来館者の防火意識の向上に貢献できたことと思います。
 新型コロナウイルス感染症はいまだ終息がみえませんが、このような体験は園児の防火・防災思想の普及を図るうえでとても重要な事だと改めて考えさせられました。


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「第35回中濃地区少年消防クラブ研修会」を実施
岐阜県 中濃地区幼年少年女性防火委員会

 中濃地区幼年少年女性防火委員会では、(一財)日本防火・防災協会の共催により、岐阜県広域防災センターにおいて「第35回中濃地区少年消防クラブ研修会」を令和4年7月28日(木)に実施しました。
 この研修会は、各クラブの消防に対する知識を深め、防火・防災意識を高めるとともに、お互いの連帯感を育て親睦を深めることを目的としており、コロナ禍で中止しておりましたが、今回、2年ぶりに実施することができました。
 関市、美濃市内の小学校10校、19名の少年消防クラブ員(3年生~6年生)が参加し、防災備蓄倉庫の見学や地震体験、水消火器体験、隣接される岐阜県消防学校の見学などを行いました。
 経験したことのない大きな地震の揺れを実際に体験して恐怖を感じる子、防災の話に真剣に耳を傾ける子、初めて消火器に触れた子など、今回の研修を通してクラブ員それぞれに思い思いの防火・防災に対する意識を高めることができたのではないかと感じております。


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