「令和5年度幼年少年消防クラブ模擬消火大会」を実施
令和5年11月8日(水)から令和5年12月18日(月)の期間において姶良市内の各園(所)園庭、各小学校校庭において、幼年消防クラブ8団体・計292名、少年消防クラブ2団体・計69名、総勢361名の模擬消火大会を実施しました。
クラブ員は、競技をとおして初期消火の重要性や効果、火災の恐ろしさについて学ぶことができたと思います。
活動内容は、幼年消防クラブ員である幼稚園、保育園の子供たちは消防職員と一緒に大きな声で「火事だ!火事だ!火事だ!」と周りに火災を知らせ、標的目掛けて力いっぱい放水している姿は、可愛らしく、また少年消防クラブ員である小学生の子供たちは、迅速・的確に消火活動を行い、頼もしささえ感じることができました。
競技後は、参加景品を受取り、消防車両と記念撮影を行い終了となりました。
今年も我々消防士と触れ合うことで、火災予防を身近なものと感じ、防火防災思想の普及啓発につながり有意義な時間になったと思います。
「令和5年度名護市幼年消防クラブ防火研修」を実施
開会式 名護市幼年消防クラブは平成24年に設立し今年で16年目になります。
名護市の4歳児5歳児を対象に32保育園が加入し現在1,125名の会員数で、主な活動内容は防火研修、火災予防広報活動、消防出初式防火演技となります。
防火研修の目的は幼児期から火に対する正しい知識を理解させるとともに、消防に対する認識を深めることを目的としています。
令和5年11月16日(木)名護市防災研修センターで実施した今回の研修は6箇所にブースを設置、参加園を6班に分け引率者も参加、体験できるよう企画を行いました。
第1ブースは、名護市防災研修センターでの防火ビデオ視聴。アニメ映像での火・煙の恐さを学び火遊び防止の教育を行いました。
第2ブースは、テント内でのスモークマシーンを使用し、煙の中では体を低くハンカチで口を押さえ、煙を吸わないように避難することを学びました。
第3ブースは、引率者と園児に初期消火を目的とした水消火器の取り扱いを学び、職員による放水を見学しました。
第4ブースは、引率者を対象としたはしご車の乗車体験を行いました。
第5ブースでは、子供用の防火服を着て消防車輌前で記念撮影を行いました。
第6ブースは、消防士さんのお仕事DVDを視聴し、普段、火事も含め日頃どのような仕事をしているか知ってもらいました。
閉会式では、署長の「防火宣言」の合図後、園児全員で「火の用心 私たちは 火遊びを しません」と大きな声で宣言し防火研修を終了としました。