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2006年10月

4.平成18年度北海道・東北ブロック婦人防火クラブ連絡協議会幹部地域研修会

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消防庁山崎係長
 9月13日(水)、14日(木)の2日間にわたり、「平成18年度北 海道・東北ブロック婦人防火クラブ連絡協議会幹部地域研修会」 を青森市の浅虫温泉にて開催しました。
 この研修会は、北海道・東北ブロック7道県の婦人防火クラブ 幹部とクラブ員が一堂に会し、団体相互の交流と活動内容等の 情報交換を行うことで、組織の一層の充実・強化と婦人防火クラ ブリーダーとしての一層の資質向上を図ることを目的とし、各道 県の連絡協議会幹部及び青森県内の婦人防火クラブ員等68 名が参加しました。
 1日目は、主催者あいさつの後、婦人防火クラブ員による意見 発表及び各道県の活動報告を行いました。意見発表は、洪水時 のクラブ員一丸となった活動についての経験が発表される等、大変参考となる内容でした。また、各道県の 活動報告は、それぞれの特色ある活動について知る貴重な機会となりました。
次に、消防庁防災課山崎震災対策係長より、「地域防災と婦人(女性)防火クラブ」と題して、また、財団法人 日本防火協会梅次総務部長兼振興部長より、「婦人(女性)防火クラブに対する期待」と題して講演をいただ きました。山崎係長からは地域の防災組織の重要性について、災害別に想定される被害を示しながらお話 いただきました。梅次部長からは新潟県中越地震での婦人防火クラブの活躍等について、現場の生の声を 交えて紹介いただきました。両先生の講演とも、地域防災における婦人防火クラブの重要性について改めて 感じさせられるものでした。

日本防火協会梅次部長
 夕方からは、交流会を開催しました。普段接することが少ない 他地域の方々と情報交換を行い、一層の連携を深めました。余 興として、婦人防火クラブ員による「ねぶたハネト」や「八幡馬」等 も披露され、県外からの参加者も大いに盛り上がりました。
 2日目は、本年7月に開館した青森県立美術館にて、防災設 備の説明を受けました。展示品保護のために、消火の際は不活 性ガスを使用する等、美術館ならではの設備に参加者も感心し ていました。
 2日間の短い研修でしたが、防火・防災知識の向上が図られ、 ブロック間の連携も深まり有意義な研修会となりました。


青森県堀川会長

研修会
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