会長 桑原 俊子
倉敷市消防音楽隊では、毎年一回、音楽を通じて、広く火災予防を呼びかけることを目的とし、市
民ふれあいコンサートを開催していますが、倉敷市女性防火クラブ連絡協議会でも、友情出演をし
て、防火広報に努めています。
本年は、平成19年2月10日(土)倉敷市玉島センターにて開催され、住宅用火災警報器の設置に
ついての普及啓発活動を行いましたので報告します。
広報活動
1. 会場エントランスホールにて、住宅用火災警報器の実物見本・パネルの展示
(財)日本防火協会よりの住宅用火災警報器PRハンドブック
住宅用火災警報器不適正な訪問販売にご注意!!
各200部を配布
2. 劇「我が家を守る住宅用火災警報器」
(クラブ員8人が役に扮装し、芝居をしました)
住宅用火災警報器を設置することの大切な点、購入、設置の方法、NSマーク等を具体的に会話 として取り入れ、観客の皆さんにポイントを知っていただくよう、配慮しました。そして、悪徳 業者がまわってくるかもしれないので気をつけましょうと呼びかける形としました。実際に警報 器を鳴らして、その音を皆さんに聞いてもらいました。
劇の終了後、私(会長)が締めくくりの話をしました。(内容は下記の通りです)
劇終了後の会長挨拶
近年、住宅火災で亡くなられる方が急増していますが、その多くは睡眠時間帯における、逃げ 遅れが要因となっています。
火災の発生に気がつかないために、逃げ遅れて亡くなられる方が多いものと思われ、また、高 齢化がますます進んでいくという予想から、このまま放置すると、今後とも死者数が増加するこ とが考えられます。
そこで、家庭内での火災の発生をいち早くキャッチし、警報ブザーや音声によって知らせ、逃 げ遅れを防ぐ目的として住宅用火災警報器の設置が義務づけられました。
設置する場所は、寝室と階段で、新築住宅は昨年の6月から、既存住宅は、平成23年の6月ま でに設置しなくてはならなくなりました。
皆さん、火災による被害から身を守り、安心して暮らすためにも、早期に住宅用火災警報器を 設置しましょう。
3. 横断幕「消さないで あなたの心の 注意の火」(全国統一防火標語)を揚げ、防火の啓発
4. 防火の歌「ひまわりしているか」(日本消防協会推奨)
消防音楽隊の演奏にあわせ、歌いました。
毎年恒例の歌となりましたので、客席からも手拍子で応援して下さったり、一緒に歌って下さる方
もいました。
倉敷市女性防火クラブでは、平成18年度総会、平成18年度研修会(研修旅行)の席上でも、住宅 用火災警報器をテーマに取り上げ、各クラブ会長、副会長に学習してもらうよう機会を作りまし た。 また、各クラブでは、パンフレットを配布したり、ポスターを貼ったりして広報に努めていま す。