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福岡県 筑後市消防本部
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市内13の保育園・幼稚園年長組418名が参加 筑後市幼少年婦人防火委員会では、平成21年10月16日(金)午前10時から勤労者家庭支援施設(サンコア)において、(財)日本防火協会共催により第22回筑後市幼年消防クラブ大会を開催いたしました。
式典の部では市内13の保育園・幼稚園年長組418名が来賓多数ご臨席のもと、女性消防団員に先導され入場し、消防団長の開会の言葉に始まり、市長・消防長の挨拶、来賓祝辞を多数賜り、筑後市防災協会長の閉会の言葉により式典を終了しました。
アトラクションの部では消防職員と女性消防団員による腹話術「消ちゃんの火の用心教室」が行われ、火の用心について真剣に学びました。最後は全員で「防火のちかい」を大声で誓いました。
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「防火のちかい」を参加者全員で 屋外行事として、署前で消防自動車見学と記念撮影を行った後、市中心部のサニー筑後店まで地元の園児が法被姿で約1キロに渡り、「火の用心・町から火事をなくしましょう」と元気な声で防火パレードを実施し盛会裡に終了しました。
子供達の健全な育成と、幼年期から防火思想の普及を図るとともに、幼年消防クラブ員と指導にあたる園長先生方や父兄並びに消防関係者が一同に会して、相互の交流を図り、幼年消防に関する理解をより一層深めることが出来ました。
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熊本県 天草広域連合消防本部
11月8日、中央消防署有明分署では、分署職員が丹精込めて育て上げた大輪の菊花を、幼年消防クラブ員や消防団員を通じて、町内の一人暮し老人の方へお届けしました。
今年は特に夏場に長雨が続き菊花の成育も心配されましたが、見事な大輪の花を咲かせることができました。
式典では、消防長から松崎方面隊長と幼年消防クラブ員へ贈呈の後、来賓の方々から職員に対するねぎらいの言葉と、これからも有明町の地域住民に夢と安心を与えてほしいとの挨拶がありました。
幼年消防クラブ員が「おじいちゃん、火の用心して、元気に長生きしてね」と菊花を手渡すと、「毎年、頂いたお花を眺めると心和みます。これからも火の用心しますね、有難うございました。」と笑顔で受け取られていました。
今年で36回目となり、これまでの総配布数は今回の265鉢を含め6,663鉢に達しました。
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クラブ員が菊花を手渡し
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「火の用心して、元気に長生きしてね」
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岩手県 釜石大槌地区行政事務組合消防本部
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662名の幼年消防クラブ員等が参加 「第11回消防ふれあいフェスティバル」は10月6日、市内の昭和園グランドを会場に、「釜石地区幼少年婦人防火委員会」主催、「(財)日本防火協会」共催により、662名の幼年消防クラブ員と指導者、保護者、消防関係者が一堂に会し、楽しく遊び、ふれあいのなかで防火思想の高揚を図ることを目的に華やかに開催されました。
第1部は幼年消防の集いをテーマに開会宣言につづき私立幼稚園園児の鼓笛隊による「ちいさなせかい」の演奏があり、また公立幼稚園園児による「虎舞」「鹿踊り」が可愛さの中にも、たくましく、元気よく披露され会場いっぱい拍手喝采が響きわたりました。
釜石地区幼少年婦人防火委員会会長から、「火事をださないように火の用心に注意しましょう」とのあいさつがあり、13園代表園児と全園児の大きな声での唱和による「火遊びはしません!」、「火のそばで遊びません!」、「みんなで火事を出さないように気をつけます!」との約束がされ、同時にはしご車にセットされた「くす玉」から、紙吹雪、風船が舞い散り華やかな開会セレモニーとなりました。
第2部は見学・ふれあい・体験と題し消防署員による救急救助訓練を皮切りに、はしご車からの着色放水、関係者によるバケツリレー、園児と消防自動車との綱引き、煙体験、消防自動車の見学・乗車体験、消防機器の見学が催されました。
特に、はしご車から黄、緑、赤と連続される放水には園児から大きな歓声があがり、また、消防車両とのふれあい体験では、消防車に乗ったり、触れたり、お友達やお父さん、お母さんとの記念写真など、笑顔いっぱいの会場となりました。
幼年期においてのこの貴重な体験・感動が子供達にとって防火思想の高揚の一翼になったことを確信するフェスティバルでありました。
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園児と消防自動車との綱引き
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消防車両とのふれあい体験
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佐賀広域消防局
11月8日(日)午前9時より、佐賀市民運動広場において「さが防火フェスタ2009」が盛大に開催されました。
今年は好天にも恵まれ、子供から年配の方まで幅広い市民の方々に来場していただきました。
なんといっても一番人気があったのがはしご消防車の試乗で、真っ先に列ができ、会の終了時まで終始行列ができていました。
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幼年消防クラブによる鳴子踊り また、幼年消防クラブ員による中央広場での演技では、大勢の父兄や市民が見物する中で、バルーンを使ったマスゲームや鳴子踊りなどが披露され大好評でした。今回は新型インフルエンザが懸念されましたが、小学校の少年消防クラブが急きょ欠場となったことは残念でありました。
その他のイベントでは、消火方法を知ってもらう為に実際に小屋を造り模擬火災での消火体験や、救急コーナーでは、最近普及している「AED」の使用方法を人形を用いて体験してもらうなど、より身近に感じることが出来たものと思います。
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「住宅用火災警報器」コーナー また、設置が義務化された「住宅用火災警報器」のコーナーでは、既存住宅の設置猶予が平成23年5月31日までということもあり、各種の感知器を展示し、市民の皆さんも熱心に説明を聞かれ、質問をされていました。
当日は、幼年消防クラブ、婦人防火クラブをはじめ消防職員、消防団員、そして沢山の市民の方々に共に楽しみながら防火、防災について意識の高揚が図られたものと思います。
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京都中部広域消防組合消防本部
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防火の誓い 平成21年10月22日(木)京都府船井郡京丹波町 山村開発センターみずほにおいて「幼年消防南丹船井地区大会」を京都中部幼年婦人防火委員会、(財)日本防火協会、京都中部広域消防組合の共催で開催しました。
これは、幼年消防クラブ育成事業の一環として開催しているもので、クラブ員相互の交流を図るとともに、楽しみながら防火思想の普及推進に努め、家庭や地域へと防火の輪を広げ、「火事のない明るいまちづくり」の推進に寄与することを目的としています。
式典では、来賓や防火委員の方々に見守られながら、「僕たち私たちは、絶対に火遊びはしません」と、会場全体に響く元気一杯の声で防火の誓いを斉唱した後、記念合唱を行いました。
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「ミニミニミュージカル かちかちやま」 アトラクッションでは、クッキーズによる「歌はともだちコンサート」、防火の内容が十分に盛り込まれた「ミニミニミュージカル かちかちやま」を観覧し、火は役に立つが、子供だけで使用するのは危険であるということを学びました。
また、会場入口に住宅用火災警報器パネルの展示、住宅用火災警報器設置促進ポスターの掲示、パンフレットの配布を行い、住宅用火災警報器の普及推進を図るとともに、防火ポスターコンクールの入選作品を会場内に展示し、住民、保護者の参加者に対して、子供たちの防火に対する取組みを紹介し、理解してもらうことができました。