各道府県の婦人防火クラブでは、一年の総括であります総会が開催され、役員改選により新しい会長が誕生しています。
そこで、新しく会長に就任しました富山県婦人防火クラブ連絡協議会 大野純子会長、和歌山県婦人防火クラブ連絡協議会 山司嘉代子会長の2名より新任のご挨拶を寄せて頂きましたので紹介させて頂きます。
大野純子 新会長富山県婦人防火クラブ連絡協議会 大野純子会長 新任挨拶
「富山県婦人防火クラブ連絡協議会」の3代目会長に選任された大野純子でございます。
会長職は非常に重責ではありますが、皆様のご協力をいただきながら職責を全うする所存でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、富山県は平成3年から平成22年まで20年連続して出火率全国最小記録を達成しました。このことは、私達婦人防火クラブ員が関係機関との連携の上、草の根的な火災予防活動を行ってきた成果であると大変喜ばしく思います。
しかし、昨年は221件の火災が発生し13名の方が亡くなられております。これらの数字を少しでも小さくするため、火災予防の普及・啓発活動を一層強力に進めていくことが重要だと思います。
今後とも、県内の婦人防火クラブ員と手を携えて、かけがえのない人命や財産を火災から守るため、地域住民への防火思想の普及啓発活動に取り組んでまいりますので、関係各位のより一層の御支援をよろしくお願い申し上げます。
富山県婦人防火クラブ連絡協議会
会 長 大野 純子
山司嘉代子 新会長和歌山県婦人防火クラブ連絡協議会 山司嘉代子会長 新任挨拶
この度、和歌山県婦人防火クラブ連絡協議会会長に就任いたしました山司嘉代子と申します。
会長の就任にあたりまして、大きな責任を感じているところでございますが、県、消防関係機関並びに婦人防火クラブ会員の皆さま方のご協力をいただきながら、精一杯責務を全うして参りますので宜しくお願い申し上げます。
さて、昨年度(平成22年)の和歌山県の火災発生状況を見ますと総出火数350件、内195件が建物火災となっています。死亡者、負傷者を合わせて52名となり損害額も全体で約7億4千万円という結果になっています。また、近い将来発生するであろうと言われています東南海・南海地震に備えて、和歌山県では被害を最小限とするためのいろいろな対策を立てています。
これらの火災防止、震災での被害防止対策について、我々婦人防火クラブはそれぞれの地域に合った活動、地域と一体となった活動の推進に取り組んで参りたいと考えております。
これからも関係機関の皆様のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
和歌山県婦人防火クラブ連絡協議会
会 長 山司 嘉代子