北見地区消防組合では、7月2日(土)に北見市川東若松大橋河川敷を会場に防災フェスティバル2011を開催しました。
当日は天候に恵まれ、1700名を超える家族連れなどの一般市民が来場し、賑わいを見せました。
義務化となった住宅用火災警報器の設置呼びかけや、万が一の災害に役立つ防災用品の展示、濃煙、消火器、レスキュー等の体験を通じて、防火防災に対する意識高揚と市民の方々との楽しい交流の時間を持つことができました。
また、少年消防クラブによる軽可搬ポンプ操法や消防団による一斉放水訓練なども披露され開催に花を添えました。
レスキュー体験
少年消防クラブによる軽可搬ポンプ操法
310人が会議に参加 雲南防火委員会(会長 佐藤均消防長)では、5月29日(日)に、(財)日本防火協会共催の「防火クラブ・自主防災組織会長会議」を310人の参加を得て開催しました。
会議に先立ち、気象庁松江地方気象台技術課 課長 堀江安男氏・技術専門官 澤田達也氏に「地震、津波及びその対処方法について」と題し、地震及び津波の発生原因をはじめ、身を守るための対応についてご講演いただきました。折しも、東日本大震災により、日本全体が大規模災害に不安を抱く中、講演を聴講した各防火クラブ・自主防災組織の皆様には、この講演で知り得たことを、必ずや今後地域の防災に活用し、防火・防災の担い手となって、組織の充実強化に努めていただけるものと確信しております。
会議では火災概況の説明、住宅用火災警報器の設置促進広報、普及状況の説明等を行いました。
また、日頃の積極的な活動が認められ、6防火クラブが平成23年度優良防火クラブ表彰を受賞されました。
堀江氏による「地震、津波及びその対処方法について」
会長表彰受賞クラブ
7月10日、八女市星野村において、平成23年度星野地域防災訓練を実施しました。
この訓練は、八女市星野消防団、星野自主防災組織、八女市役所星野支所及び八女東消防署星野分署が初めて合同で実施したものです。
情報伝達訓練、初期消火訓練、災害救助訓練、災害復旧訓練の内容で行い、自主防災組織による初期消火訓練では、水消火器を抱え「火事だ!火事だー!」と率先して声を出す隊員たちの真剣な様子に会場からも大きな歓声が沸きあがりました。
八女市星野消防団の山口団長は「今回、関係機関が合同で訓練を行ったことで、実際に大災害が発生した場合の各機関の動きを改めて確認することが出来た。このような訓練を積み重ねていくことが大切です。」と総括されました。
今回の訓練を通して消防団、自主防災組織、行政及び消防との連携強化と防災に対する意識向上を図ることができました。