大規模な防災訓練を実施 去る3月11日に発生した東日本大震災は、死者16,000人以上、行方不明者5,200人以上、家屋の倒壊は全壊、半壊を合わせ228,557棟という被害を出す未曾有の大惨事となりました。
八女地域においても、水縄活断層を震源とする地震も想定されることから、災害対策基本法及び、八女市地域防災計画に基づき、八女市、近隣市町の防災関係機関並びに、地域住民が一体となった総合的な防災訓練を実施することにより、災害時における応急対策に関する機能強化を図るとともに、防災技術の向上、更には住民の防災意識の高揚を図ることを目的に、8月27日(土)総合防災訓練を八女市立花運動場一帯にて実施しました。
防災訓練で想定した地震災害
8月27日未明、水縄活断層を震源とするマグニチュード7.2の大地震が発生した。八女市で震度7を観測したほか、周辺市町でも6弱から6強を観測した。この地震により、家屋の倒壊、火災、山崩れ、堤防の亀裂等の災害が広範囲に発生した。また、市内数か所で道路の陥没や亀裂が起こり、電気、ガス、水道等のライフラインが各地で寸断され、数か所の集落が孤立した。
このため、ただちに災害対策本部を設置し、災害が発生した地区並びに災害発生の恐れが切迫している地区に対して、避難勧告が発令された。
災害対策本部設置運営訓練
避難者介護、応急処置訓練
訓練内容
地震体験コーナー
日常及び災害発生時において「自らが何をするべきか」を考えさせ、市民の防災に関する意識の高揚と知識の向上を図る目的で設けました。
地震体験コーナーによる防災訓練及び写真展示で、地震対応に関する防災普及啓発活動を実施しています。