ちびっ子防火衣を披露 県央地域広域市町村圏組合大村消防署では、秋季火災予防運動行事の一環として、10月14日(金)に「第24回ちびっ子防火大会」を開催しました。
本大会は、幼年消防クラブ員に遊びをとおして、防火の知識を高め、火遊びの防止や消防の仕事に対する理解を深めてもらうことを目的として、毎年市内の幼稚園児と保育園児を招いて実施しているものです。
大会当日はあいにくの雨模様でしたが、市内の幼年消防クラブ25クラブ、総勢885人が参加しました。今年は、大村市が購入したちびっ子防火衣の披露もあり腹話術や地震体験車、防火映画、その他手作りのゲームをとおして消防署員とふれあうことで楽しく防火について学んでもらいました。
最後にクラブ員を代表して園児2人から「絶対に火遊びはしません!!」と防火の誓いがあり、また、消防副団長の音頭により、全員で火の用心を三唱し防火の誓いを新たにしました。
地震体験車
防火宣言「絶対に火遊びはしません!!」
久慈地区幼少年婦人防火委員会では、平成23年10月15日(土)午前10時15分から久慈市文化会館(アンバーホール)屋外特設会場において、「第11回幼年消防の集い」を開催しました。
久慈広域管内の8幼年消防クラブ員404名と指導者、保護者が一堂に会し、久慈市消防団ラッパ隊、久慈地区婦人消防協力隊鼓隊の開会セレモニーで始まりました。
交流演技では、元気で活発な演技・演奏が披露されました。その後、署員による寸劇「ファイヤー・スリー」戦隊ショーが行われ、会場の園児の大きな声援を受け、火の用心について楽しく学びました。
最後には、「防火のちかい」をファイヤー・スリーのかけ声に合わせて大きな声で宣言し、火の用心を約束しました。
今回、初めて屋外特設会場で行い、また地域の産業まつり、ふれあい消防フェアと合同で行うことで幅広い年齢層の市民に防火思想の普及、宣伝が出来たと思われます。
幼年クラブ員で集合写真
大きな声で防火宣言
阿蘇地域幼少年婦人防火委員会は、(財)日本防火協会・阿蘇広域行政事務組合消防本部の共催のもと10月21日、阿蘇市阿蘇体育館で幼年消防クラブ員を中心に約700名が参加し「第12回阿蘇地域幼年消防大会」を開催しました。
この大会は隔年開催で、今回12回目を迎えました。午前中は式典のあと、幼年消防クラブの防火演技が優雅にまた力強く披露され、会場からは大声援が送られました。また、園児保護者着用による消防服披露には園児が大変興味を持ち、最後は消防職員の演奏で「火の用心の歌」「消防自動車の歌」を楽しく元気一杯に歌いました。午後はふれあいタイムを予定しておりましたが、雨天のため消防車両展示のみとなりました。
この大会は、もともと幼年消防クラブ員の健全育成を目的として始まったもので、その結果、以前に比べ子どもの火遊びは確実に減少しております。これからも地域を巻き込んで防火意識の高揚に努めます。
幼年消防クラブ員700名が参加
幼年消防クラブによる防火演技
「防火の合い言葉」 佐世保市消防局では、秋季火災予防運動の一環として平成23年11月2日(水)に佐世保市体育文化館において、市内の保育園や幼稚園30クラブ、1,289名の幼年消防クラブ員及びその指導者、保護者、来賓者並びに消防職員など約250名、合わせて1,550名が一堂に会し「第16回母と子の防火フェスティバル」を開催しました。
この大会は、感受性の強い幼児期に、楽しみながら火に対する正しい知識を身につけてもらうと共に、各クラブの相互の交流を深めてもらうことを目的として2年に1度開催しているもので、今回で16回目を数える恒例のイベントです。
式典では、各クラブの思考をこらした様々な“まとい”を先頭にクラブ員みんな法被姿で入場し、「私たちは、絶対に火遊びをしない、よい子になります!」と、みんなで元気良く「防火の合い言葉」を誓い合っていました。
式典後のアトラクションでは、消防音楽隊による演奏に合わせてみんなで楽しく歌い、消防クイズでは消防隊や救急隊、救助隊の仕事についてクラブ員にわかりやすく教えて、また、消防職員の寸劇により火の怖さを理解させて、警火心を植えつけることができました。
最後に幼年消防クラブ全員で「火の用心踊り」を元気よく踊り、盛会のうちに終了できました。
火の用心踊り
1,289名の幼年消防クラブ員が参加
― 幼年消防クラブ結成20周年表彰を行いました。
消防長より表彰状と記念品を贈呈 西和消防組合消防本部(消防長 岡嶋 名良文)では、11月4日(金)黎明保育園幼年消防クラブ(代表 藤崎 隆明)・片岡の里保育園幼年消防クラブ(代表 水野 ゆか)結成20周年表彰を行いました。
両幼年消防クラブは、平成4年に当管内で初めて結成され、防火パレードや老人ホームへの防火慰問などに参加され、火災予防の推進に大きく貢献されてきました。
このことから、結成20年の節目を迎え、この功績を称え消防長(西和幼少年女性防火委員会会長)より各園園長、代表園児に表彰状と記念品が贈呈されました。
― 幼年消防クラブ員とお年寄りによる防火のつどいを行いました。
西和消防組合消防本部(消防長 岡嶋名良文)では、平成23年11月7日(月)、幼年消防クラブ員が老人ホーム等へ防火慰問することにより、施設関係者への防火意識の向上を図ると共に、高齢者と触れ合うことで幼年消防クラブ員たちの健全な人格育成を図ることを目的として、三郷町の「三郷聖アンナの家」に南畑幼稚園幼年消防クラブ員31名が慰問に訪れました。
防火の法被を着た幼年消防クラブ員の園児たちは「おじいちゃん、おばあちゃんもっと元気になってください。」とあいさつし、体いっぱいで表現する園児たちのかわいい踊りや手話を交えた元気な歌に、入所者や通所者の方たちは笑顔と拍手で応えてくれました。
歌や肩たたき等でふれあった後、園児たちは「おじいちゃん、おばあちゃん元気で長生きしてね。」と手作りのプレゼントを手渡しました。
みんな自然と顔がゆるみ、笑顔が絶えない楽しいひとときになりました。
「三郷聖アンナの家」にクラブ員が慰問
手作りのプレゼントを手渡しするクラブ員
大垣消防組合は、11月5日に管内の小・中学校で結成されている少年消防クラブの代表33校212人に対し、リーダー研修会を開催しました。
このリーダー研修会は、防火思想の高揚と災害に対応できる子どもの育成を目指し、幼年消防クラブ大会と隔年で実施しています。
33校から212人が集まった研修会
「放水体験」
今回は、消防職員の指導の下「濃煙避難訓練」「放水体験」「ロープ渡り訓練」「はしご車搭乗体験」「住宅用火災警報器の啓発活動」「東日本大震災活動報告」を行い、真剣にかつ興味を持って取り組んでいただきました。
ロープ渡り訓練を行ったクラブ員からは、「初めてのことでとても疲れた。消防士の人はてきぱきと渡っていてすごい。」や、はしご車に搭乗したクラブ員からは、「とても高くて怖かった。放水など、消防士のきびきびした動きがすごかった。」と感想がよせられました。
「ロープ渡り訓練」
「はしご車搭乗体験」
筑後市幼少年婦人防火委員会では、平成23年10月28日(金)午前10時から勤労者家庭支援施設(サンコア)において、(財)日本防火協会共催により第24回筑後市幼年消防クラブ大会を開催いたしました。
式典の部では市内15の保育園・幼稚園の年長組420名が来賓多数ご臨席のもと、女性消防団員に先導され入場し、筑後市消防団団長の開会の言葉に始まり、筑後市長・筑後市幼少年婦人防火委員会会長(筑後市消防長)の挨拶、来賓祝辞を多数賜り、筑後市防災協会会長の閉会の言葉により式典を終了しました。
アトラクションの部では、保育園の先生と園児が手遊びを行い、その後、消防職員と女性消防団員による腹話術「消ちゃんの火の用心教室」が行われ、火の用心について真剣に学びました。最後は全員で「防火のちかい」をみんな大声で誓いました。屋外行事として、消防自動車見学と記念撮影を行い盛会裡に終了しました。
子供達の健全な育成と、幼年期から防火思想の普及を図るとともに、幼年消防クラブ員と指導にあたる園長先生方や父兄並びに消防関係者が一同に会して、相互の交流を図り、幼年消防に関する理解をより一層深めることが出来ました。
市内15の園長組420名が参加
消防車の前で記念撮影