近年のゲリラ的集中豪雨、東日本大震災を踏まえて、県民、市民の防災に対する意識が高まっている中、楽しみながら学び、体験し、消防防災関係者とのふれあいを通して、自助共助による市民レベルの防災体制の強化を図ることで、安全安心なまちづくりに資することを目的として、「あきたかた消防防災フェスタ2011」を10月2日(日)開催しました。当委員会では過去に幼年消防クラブ員が集まり行事を行ったことが無かったため、この機会に幼年消防の交流を図る場を設け、クラブ間の交流及び市民の防火意識の高揚を図ることとしました。
600名を超える幼年消防クラブ員が参加
可愛保育園による鼓隊演奏
当日は市内の16団体の内、防火啓発アトラクションとして八千代南・刈田保育園合同で和太鼓演奏、くるはら・ふなさ保育園合同で創作劇、可愛保育園の鼓隊演奏を行って頂き、家族や多くの市民が楽しまれました。
また、アトラクションを行っていただいたクラブ以外のクラブ員も参加した幼年消防セレモニーを行い、「ちかいのことば」を唱和し親子でジェット風船飛ばしを実施していただきました。
最後に会場内では、展示、体験、学習、幼児及びふれあいコーナー等の各コーナーを設け、約3,000人の市民の方が来場され、日ごろ経験できない体験や学習をされ、防火・防災について啓発を行うことができました。
放水体験
消防車両見学
熊本県の山鹿植木幼少年婦人防火委員会は、平成23年10月15日(土)に「消防フェスティバル2011」を開催しました。同イベントは、毎年開催しており、今回で16回を数えます。
イベント当日は、心配していた天候にも恵まれ、屋外の各イベントとも、多くの来場者を迎えることが出来ました。
功績を称え指導者及び団体を表彰
幼年・少年消防クラブ員が演舞を披露
今回のイベント内容は、「東北と思いを共に~絆~未来の消防士達へ」というタイトルで、10時から1部式典と称し、当防火委員会においてその功績が顕著である指導者及び団体を対象として表彰を行い、その後2部式典として、所属団体のステージ発表を行いました。今年は4団体の出演があり通常点検や演舞を披露していただきました。これと同時に、ふれあい広場として「住警器の展示PR・アンケート調査」や「煙体験」、「はしご車試乗」、「幼年綱引き大会」などのブースを設け、一般市民の方と消防が交流していただくように、スタンプラリー形式で開催しました。
スタンプラリーにおいて、全てのブースをまわった参加者には、記念品としてストラップ付きホイッスル(山鹿植木広域消防本部のマスコット「番火」入り)を用意し配布しました。
「はしご車試乗」
「幼年綱引き大会」
秋の火災予防運動(11月9日から15日)を前に、地域住民の警火心の高揚を図り、市民に防火を呼び掛けることを目的として「平成23年度かほく市防火フェスティバル」が10月16日(日)に開催されました。
開会セレモニーでは、多年にわたり火災予防啓発活動・防火意識の向上に尽くされた個人・団体に対して、かほく市防火委員会会長より表彰状と記念品が贈られ、アトラクションでは、女性防火クラブ連絡協議会員による住宅用火災警報器設置促進ソングの合唱や木津幼稚園幼年消防クラブによる演奏、うのけ幼稚園幼年消防クラブ、市立保育園幼年消防クラブによる遊戯が披露され来場者に火災予防を訴えました。
幼年・女性防火クラブ員約700名が参加
女性防火クラブ員による住警器設置促進ソング
その他、消防車両や住宅用火災警報器の展示、少年消防クラブ員が作成した「災害発生時の問題点及び解決策」や消防団活動写真の掲示、消防職員による東日本大震災における緊急消防援助隊の活動報告が行われました。
参加したみなさんは、火災への注意を再確認していました。
消防車両の展示
煙体験コーナー
平成23年10月16日(日)、10時から富士宮市山宮「山宮スポーツ公園」において、約2,000人の方々に参加していただき、盛大に消防フェスティバルが行われました。
防火ポスター入賞作品を表彰 当日の朝は、前日からの雨が残り(富士宮市は大雨洪水警報発令中でした)、7時の時点で開催するか、開催しないかの選択を迫られましたが、晴れの天気予報を信じて開催と決定、会場準備を進めました。天気は徐々に回復し、10時には秋晴れの下無事に開催することができ、職員一同ほっといたしました。
消防フェスティバルは、我々消防と地域住民の方々及び防火協力団体との親睦を深め防火意識の向上及び防災体制の確立を目的として各協力団体の協力を得て実施しております。
第1部の式典は、静岡県ソフトボール場で行いました。幼年消防クラブ員及び少年消防クラブ員から防火ポスターを募集し、夏休みの間に一生懸命描いてくれた防火ポスター206点(幼年消防クラブ133点、少年消防クラブ73点)の中から、入賞作品16点を表彰しました。また、一日消防長任命式を行い、第23代ミス富士山に消防長の重責を1日だけお願いいたしました。
第2部のアトラクション・イベントは、場所を変え静岡県ソフトボール場に隣接するふじざくら球技場及びエントランス広場で行いました。
演技会場では、幼年消防クラブ員鼓笛隊による演奏、他の協力団体によるダンス及び富士宮市消防団梯操隊によるはしご演技が行われました。見事な演技により演技会場付近を通る来場者の足を止め、大きな拍手喝采が場内に響き渡りました。
出店・バザー会場では、各防火協力団体によりおもちゃや軽食等が売られ、特にご当地グルメである「富士宮焼きそば」は完売するほどの盛況ぶりでした。
放水体験 エントランス広場では、ミニ消防車、起震車、放水体験及び救急体験等の消防体験や、防火ポスターの展示を行いました。各コーナー長蛇の列で、来場した子供たちは大変喜んでおり、来場していただいた方々と楽しいひと時を過ごさせていただきました。
今年は、3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生、また、3月15日には富士宮市を震源とする静岡県東部の地震が発生しました。いつ起きてもおかしくない東海地震に対する備えの必要性を改めて実感いたしました。また、消防フェスティバルを通して、幼少年の子供たちに対する防火・防災に対しての関心を醸成していくことが将来の防火・防災に繋がると改めて思いました。
地域住民の方々、幼少年消防クラブ、婦人防火クラブ及び協力していただいた防火協力団体の方々とともに、消防行政への理解と、防火・防災意識のさらなる向上を目指し、ひとつの輪になって進んで行きたいと思います。
結びに、日本防火協会様の御力添えをいただきまして盛大に消防フェスティバルを開催することができました。ご協力ありがとうございました。