「平成26年度秋田県婦人防火研修会」を11月10日に秋田市で開催しました。当日は、多数の婦人防火クラブ員が出席したほか、消防本部や市町村の防災担当者等の参加もありました。
開会にあたり、県婦人防火クラブ連絡協議会の小番けい子会長より、「他クラブの活動内容や新しい知識を得ることができるいい機会であり、今後の活発な活動につなげましょう。」との挨拶がありました。
次に、土田秋田県総務部総合防災課政策監から「住宅用火災警報器の設置率100%の達成に向け、官民一体となって活動を行うことが必要。」「婦人防火クラブの皆様は、県の重要なパートナーとして欠くことのできない存在であり、活動がより活発化し、その輪が一層広がるよう期待します。」との挨拶がありました。
開会の挨拶をする小番けい子会長
多数の婦人防火クラブ員が参加
研修会では、秋田地方気象台の職員から「防災気象情報の利活用」というテーマのもと、防災気象情報の種類や、昨年度から運用が始まった特別警報について講演をしていただきました。また、自然災害から命を守るための心構えや、自助、共助についてもお話をしていただき、クラブ員にとっては今後の活動に活かすことができる大変有意義な講演となりました。続いて、県内のふたつのクラブに日頃の活動内容を発表してもらいました。普段あまり聞くことのない他クラブの活動発表に、熱心にメモをとるクラブ員の姿がとても印象的でした。
日頃の活動内容をするクラブ員
住警器や防炎グッズを展示
最後に、今年度東京で開催された「第17回市町村女性(婦人)防火クラブ幹部研修会」及び「消防団を中核とした地域防災力充実強化大会」に出席した、県婦人防火クラブ連絡協議会の小番けい子会長から、研修の概要や参加した感想などの報告がありました。
研修会終了後には、会場ロビーに設けた住宅用火災警報器や防炎グッズの展示コーナーに、多くのクラブ員が足を止め、防炎製品の有効性や住宅用火災警報器の仕組み、維持管理に深い興味を示していました。
今回の研修会を終え、婦人防火クラブ員一同は、今まで以上に防火・防災活動に取り組んでいきますので、今後とも皆様の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。
11月9日(日)に長久手市にある「愛・地球博記念公園」にて「あいち防災フェスタ・防災&ボランティアフォーラム」が開催されました。
この催しは、今年で8回目になり、今後、東海・東南海地震等の大規模地震の発生が危惧されている愛知県では、県民の自主防災会、地域の事業所、防災・災害ボランティア、学校などが連携を深め、防災対策の充実強化を図るうえで「防災協働社会」への取組が必要とされ、この「防災協働社会」への取組を推進するために、関連団体が一堂に会して行われた防災啓発イベントです。
大会の模様
三角巾の使用方法を教えるクラブ員
当日の天候は、あいにくの雨にも関わらず家族連れなどが会場を訪れ、防災について考え、体験し、学び、楽しいイベントが盛りだくさんでした。
愛知県婦人消防クラブ連絡協議会からは10名のクラブ員が、三角巾の使用方法を教えるなど、子供からお年寄りまで、防災に関心をもつきっかけや防災意識の向上につながるとても良いイベントに参加しました。