太田地区幼年少年婦人防火クラブ推進委員会は、(一財)日本防火・防災協会と共催で、平成27年5月17日(日)、24日(日)の2日間にわたり、太田市消防本部において、太田市女性防火クラブの新入クラブ員160名を対象に「太田市女性防火クラブ防火教室」を開催しました。
クラブ員の方々は、基本動作を学ぶ訓練礼式に始まり、模擬消火装置を使った消火訓練や煙体験ハウスによる煙避難体験、住宅用火災警報器の説明、天ぷら鍋の出火実験と救助袋を使った避難訓練、さらに心肺蘇生とAEDを使用した救命講習と3時間にわたり様々な体験をしました。
消火訓練
天ぷら鍋の出火実験
消火訓練や煙体験では、実際の火や煙を見て戸惑う場面も見受けられましたが、火や煙の怖さ、初期消火・救命処置の大切さを実感するにつれて、真剣な眼差しに変わり熱心に取り組んでいました。
最後には、記念品として非常用持出袋が配られ、有事の際の物心両面での準備ができ、今回の防火教室の目的である、「火災予防思想の啓発を図るとともに災害時の初期消火及び避難要領、救命処置を習得する。」ことは達成され、クラブ員としての団結を図ることも出来たと実感しました。
心肺蘇生・AED取扱訓練
記念品(非常用持出袋)配布
平成27年5月24日(日)、豊橋市内(野外教育センター)において、日本防火・防災協会との共催事業による、「豊橋市女性防火クラブ連絡協議会防火防災研修会」を開催しました。この会場では2回目となる本研修会には、市内女性防火クラブ員150名が集まり、盛大に研修会を開催することができました。
午前は、職員による住宅防火の講話、女性防火クラブ員による活動報告を行いました。特に住宅用火災警報器及び感震ブレーカーを紹介する啓発パネルを作成したことから、参加者が地震時における出火防止対策について関心を寄せていました。
啓発パネルを使用した住宅防火講習
パッククッキングによる炊き出し訓練
午後は、炊き出し訓練、初期消火訓練、煙体験、救急講習を実施しました。炊き出しは、災害時にライフラインが使えなくなった場合を想定して、ビニール袋に食材を入れ、湯せんで火を通し調理するパッククッキングと呼ばれる方法で、肉じゃがなどを調理しました。
パッククッキングを初めて体験するクラブ員も多く、好評をいただきました。参加者は各講習、訓練に熱心に取り組み、一日をとおして終始、和やかな雰囲気で研修会を実施することができました。
水バケツによる初期消火訓練
救命講習
385名が大会に参加 平成27年6月14日(日)、嶺北消防組合(主催)、幼少年婦人防火委員会及び(一財)日本防火・防災協会(共催)による、37回目となる女性消火技術大会が、福井県坂井市春江町江留中の「福井空港駐車場」において開催されました。
この大会は、消防組合管内のあわら市と坂井市内の女性防火クラブ及び一般女性を対象として、消火技術の習得と技術の向上に併せて、各家庭での初期消火体制の確立を図ることを目的として開催されました。また、全国的にも大変珍しい女性だけの本大会は、昭和54年の第1回大会から回を重ねるごとに参加者も増えており、今回は320名(94チーム)の女性が参加しました。
一般初期消火競技(バケツを使用)
一般初期消火競技(水消火器を使用)
競技は初期消火を想定したもので、水消火器と水バケツを使用し初期消火技術を競う一般初期消火競技、消火栓を使用し迅速な放水技術を競う消火栓操作競技、水バケツを使用し連携のとれた初期消火競技を競う団体バケツ消火競技が行われ、どちらのチームも声を掛け合いながら操作の早さだけでなく、正確な動作と連携のとれたチームワークで消火技術を競い合い、日頃の練習の成果を十分発揮していました。
消火栓操作競技
団体バケツ消火競技
磐田市女性防災クラブの今年度の活動にあたり編成式が行われました。
当防災クラブは、家庭防災という観点から、日頃家庭で火気を取り扱う機会の多い女性の方に、防火や防災の簡単な体験を通して「今すぐ役立つ!・誰にでも出来る!」防火・防災の知識を覚えていただき「自分の家は自分で守る。自分達の地域は自分達で守る。」をモットーとしています。
会長あいさつ
編成式の様子
式では「ベテランママから子供たちを守るテクニック」と題した当クラブ会長による防災講話を聴いた新メンバーの皆さんから「なるほど!」、「知らなかった!」等の声が飛び、今後の活動でいろいろな知識を習得したいとの声が上がりました。
防災講話
非常持出品を展示