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2015年9月

5.女性(婦人)防火クラブ連絡協議会 新会長挨拶(青森県・新潟県)

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 青森県、新潟県において新しい会長が誕生しています。
 そこで、新しく会長に就任された青森県幼少年女性防火委員会女性防火部会 奥田部会長、新潟県女性防火クラブ連絡協議会 鈴木会長より、ご挨拶を寄せて頂きましたので紹介させて頂きます。

青森県幼少年女性防火委員会女性防火部会 奥田部会長 新任挨拶

奥田マサ子 新部会長
奥田マサ子 新部会長
 この度、青森県幼少年女性防火委員会女性防火部会の部会長に就任しました奥田マサ子でございます。

 平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」は、国内外に限らず世界の人々に防災についての大きな課題を投げかけました。
 それは、都市化、情報化、地域社会の高齢化等の大きな変化に伴い、災害への対応が複雑化・多様化してきているからです。今後は、防災活動も企業や地域町内会等の一層の連携強化が急務となっております。
 このような状況に鑑み、われわれ女性防火部の体制の強化充実が必要な中、この度青森県幼少年女性防火委員会女性防火部会長という職務を仰せつかることになりました。前会長は、30年という長きにわたって積極的に防火活動に取り組まれ、今年7月に安全功労者総務大臣表彰を受賞されました。大きな足跡を残された大先輩の後を引き継ぐにあたり、改めて身の引き締まる思いがしております。
 さて、本県では、平成20年6月から全ての市町村で住宅用火災警報器の設置が義務化され、早7年が経過しております。しかし、平成27年6月1日現在の調査結果によれば、住宅用火災警報器の設置率は約73%であり、未だ未設置の住宅が多い現状であります。
 そこで、私の地元青森県八戸市の八戸地域女性消防クラブ協議会では、地元消防本部と協力し住宅用火災警報器の設置推進活動を実施しております。その内容は、消防署員自らが住宅用火災警報器をモチーフとして作詞・作曲した歌を、地元地域で開催する祭り等のイベントで、消防署員が三味線・太鼓で伴奏し、プロの歌手に歌ってもらうというものです。八戸地域女性消防クラブ協議会は、プロの歌手と共に地域内の祭りを周り、その歌に合わせて考えた振り付けを披露し、住宅用火災警報器の普及活動に努めております。最近では、その成果が実を結び、火災警報器の設置率も徐々に向上しております。
 今後も県内の女性防火部員と連携協力し、防火思想の普及活動に取り組んでまいりますので、一般財団法人日本防火・防災協会及び関係団体のなお一層のご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。

青森県幼少年女性防火委員会女性防火部会
部会長 奥田マサ子

新潟県女性防火クラブ連絡協議会 鈴木会長 新任挨拶

鈴木良子 新会長
鈴木良子 新会長
 新潟県女性防火クラブ連絡協議会の役員改選により、佐藤笑子前会長の後任として会長に就任しました鈴木良子と申します。

 これまで、当協議会の活動を活発に行うことができたのは、消防庁、(一財)日本防火・防災協会をはじめ、関係機関の皆様による多大なるご理解とご協力があったからだと思います。
 今後も皆様のご協力をいただきながら精一杯努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
 さて、新潟県は地形、気象等の自然条件から、地震、集中豪雨による水害、大雪等による自然災害が発生しやすい環境にあり、いつ起こるかわからない災害に備えるためには、地域のキズナが大切だと感じています。私たち協議会は、研修会、クラブ間の情報交換などを通して、防火・防災への意識の高揚や安全・安心な地域づくりに日々取り組んでおります。
 今後も、活動の幅を広げながら、様々な活動を行うに当たり、関係機関の皆様の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。

新潟県女性防火クラブ連絡協議会
会長 鈴木良子

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