宇和島地区広域事務組合消防本部では、去る7月10日(金)9時30分から12時まで、宇和島市立南予文化会館大ホールにおいて、(一財)日本防火・防災協会及び(一財)消防試験研究センターとの共催で「第11回宇和島地区幼年消防大会」を開催しました。
総員約1,000人が参加
開会宣言(立正保育園幼年消防クラブ)
この大会には、宇和島地区管内の幼年消防クラブ員、婦人防火クラブ員、園関係者、一般参加者総員約1,000人が参加しました。当地区では、幼年消防クラブ員相互の連帯協調と幼年期における「火遊びはぜったいにしません!!」の防火防災思想を養うことを目的として、3年ごとに幼年消防大会を開催しています。
大会では、幼年消防クラブ員が、法被姿などで元気よく、合奏、遊戯、はしご操法などの演技を次々に披露して、一生懸命に防火PRを行いました。
元気の泉保育園幼年消防クラブ
丸穂保育園幼年消防クラブ
また、同時期に開催をしている、宇和島伊達400年祭の観光宣伝隊「伊達にゃんよ」も応援に駆けつけ、最後に「伊達にゃんよ」と一緒に「火遊びはぜったいにしません!!」などの防火のちかいを行い、本大会を盛会裏に終了しました。
当会場のロビーには、住宅用火災警報器の設置推進を図るため、住宅防火コーナーを設け、参加者へ住宅用火災警報器の設置に関するパンフレット等を配布し、広く啓発を図ることができました。
宇和島済美保育園幼年消防クラブ
たちばな・尾串・済美・石丸・
元気の泉・丸穂婦人防火クラブ
バケツリレーの様子 平成27年7月10日(金)市内の豊田西保育園で、磐田市女性防災クラブ員が園児に対して正しい花火の遊び方を教えるため、花火教室を開催しました。
花火教室に先立ち、防災訓練が行われ、職員とクラブ員は合同でバケツリレーによる消火訓練を実施しました。
お待ちかねの花火教室では、園児達はクラブ員から、安全な火のつけ方、花火の後始末などを教えてもらい、ルールを守って花火で遊ぶことを磐田市消防のイメージキャラクター「べっくん」と約束しました。
会場には、消防車と救急車が展示され、目を輝かせた園児達からは、将来は消防士になりたいという声が多数あがりました。
花火教室の様子
「べっくん」と記念撮影
平成27年7月5日(日)、気仙沼市保健福祉センター「燦さん館」にて「防火のつどい」を開催しました。
この大会は、気仙沼市と南三陸町内の婦人防火クラブ員が一堂に会し、防火・防災に関する知識を習得し、台所を預かる主婦として火災から家庭を守り、安心・安全な地域社会づくりを目指すとともに、各クラブ相互の連携と親睦を深めることを目的に開催されており、今年で34回目を迎えました。
唐桑町内の幼稚園児による「ぼうさい体操」をオープニングとして、優良婦人防火クラブ表彰や婦人防火クラブ員による意見発表、防火宣言、気仙沼市無形民俗文化財「七福神舞」、気仙沼市在住のシンガーソングライター・熊谷育美さんによる講演などを行いました。
参加者全員による「防火宣言」
幼年消防クラブ員による「ぼうさい体操」
意見発表では、2名の発表者が共に震災当時は幼稚園の先生をされており、自分達も壮絶な状況に立ち尽くす中、園児が津波により舞い上がった水しぶきや砂埃を見て、日頃の避難訓練のようにハンカチなどを自ら口にあてたことなど、繰り返し行う消防訓練の重要さを痛感し、今後も訓練の実施を働きかけていくことや防災対策だけではなく、地区やご近所の交流も大切なことなどを発表されました。
講演では、「思い、伝え続ける」を演題として、気仙沼市内でロケ中だった震災当日の自分の行動や感じたこと、被災者の一人として全国に地震・津波災害について音楽を通じて伝えること、そして、伝えることが減災につながることなどを話され、講演の最後には弾き語りも披露されました。