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2016年9月

3.平成27年(1月~12月)における火災の状況

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総務省消防庁

 平成27年中の火災の状況について、1月から12月までの確定値を取りまとめましたので、その概要を公表します。
 前年と比較すると、総出火件数、火災による死者数ともに減少しています。


1 総出火件数は39,111件、前年より4,630件の減少

 総出火件数は、39,111件で、前年より4,630件減少(-10.6%)しています。火災種別でみますと、建物火災が1,444件減少、車両火災が279件減少、林野火災が388件減少、船舶火災が11件増加、航空機火災が6件増加、その他火災が2,536件減少しています。

2 総死者数は1,563人、前年より115人の減少

 火災による総死者数は、1,563人で、前年より115人減少(-6.9%)しています。負傷者数は、6,309人で、前年より251人減少(-3.8%)しています。

3 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は914人、前年より92人の減少

 住宅火災による総死者(放火自殺者等を除く。)数は914人で、前年より92人減少(-9.1%)しています。このうち65歳以上の高齢者は611人で、前年より88人減少(-12.6%)し、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の66.8%を占めています。

4 出火原因の第1位は「放火」、第2位は「たばこ」です。

 総出火件数の39,111件を出火原因別にみると、「放火」4,033件(10.3%)、「たばこ」3,638件(9.3%)、「こんろ」3,497件(8.9%)、「放火の疑い」2,469件(6.3%)、「たき火」2,305件(5.9%)、の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると6,502件(16.6%)となっています。

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